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2018年11月19日

浴槽の入れ替え

カテゴリー: 現場だより 設備

木製の浴槽 というのは 根強い人気があって

お風呂が好きでゆったり したいという人にお勧めです。

 

壁は桧 石は十和田石 浴槽は高野まき。 19年目にして浴槽交換。

木の浴槽はどのくらいの耐用年数があるのか?とよく聞かれていましたが

経験不足からはっきりしたことは言えませんでした。

10年~15年と いい加減なことを言っていましたが

今回は19年目にして 水洩りがひどくなり 我慢の限界ということで 浴槽を交換することとなりました。

結構長持ちするものです。

 

このリフォームの話を伺ったときに 一番初めに考えたことは 「この19年使った木製の浴槽を 分解したい。」ということ。

木の浴槽を作ったことがないので それががどんな作りになっているのか 知りたいという気持ち。

水が漏っていたのは 一ヶ所だけで後はきれいで まだまだ使えた感じです。

 

材料は 高野まきという木で 昔から 浴槽に使われてきた材料です。

桧は すぐに色が黒くなってしまいますが 高野まきは 色があまり変わらないので 重宝されています。

 

実際 浴槽の各部分を分解してみると 目地が入っている部分と 入っていない部分。ボンドとビスを うまく使っています。

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水が上から下に流れてたまらないように 各部の仕事がなされています。

底板の取り付け方法に関しては なるほど と納得のお仕事が施されていました。

木製の浴槽 作れそうです。

 

 

 

 

2018年1月17日

金谷の木塀修理2

カテゴリー: 現場だより

木塀を 同じように 再現するのは そんなに難しいことでは ないんです。 同じように 作ればいいだけなんで。

問題は 房州石

房州石というのは現在は 切り出していないので 新しい 房州石というのは ないのです。

今回も 木塀の下に 房州石の延べ石が三段積んであるのですが 風化が激しいものは この機会に 取り替えたいと思っていました。

どうしようかと 思案していたら、 石屋さんが「あるよ」と。

金谷の石屋さんは 古い家や 塀が解体されると 房州石を もらって 置き場にためてあるそうです。

房州の延べ石の寸法は昔からの規格があるので 特に切ったり はつったりしなくても  使えるそうです。

きれいに納まりました。規格化 ってすばらしい! 今の建材で 100年前の建築にぴたりと合うものはちょっと頭に浮かびません。

目地にモルタルやコンクリートが使ってあると 再利用しにくいということで 今回も それらは使わずに 空積みとしました。

2017年4月4日

コンサバトリー

お施主さんに「こんさばとりー を作りたい。」と相談されたのが 始まりで、 「コンサバ・・ですか?」 知りませんでした。

調べたところ 「 建物から突き出したガラスで囲まれた 温室。」とありました。 これは おもしろそう。 「木造でガラスの建築。」と 解釈して 設計スタート。

お施主さんとの打ち合わせ段階では 規制品のアルミサッシなどを使って ガラスを使うような方向でしたが 「なんかそこは 逃げちゃいけないよね。」と徐々に方向転換。

木とガラスと大谷石のかわいらしい 温室ができました。

木構造の加工は 水平や垂直が通っていると やりやすいけれど 斜め材を立体的に 木を組んでいくのは 少し難しくなります。そこで1/3の模型を作って 納まりや高さなど確認。1/3模型で うまく作れれば 原寸で作っても大抵うまくいきます。

 

コンサバトリーは日本で どんな使われ方するのだろう。夏は暑いかな。冬は太陽が出ればけっこう暖かい。友達とお茶を飲んり 本を読んだりかな。

2013年10月21日

台風一過

カテゴリー: 外部

台風26号(ウィーパー) は房総半島にとっても かなりの強風と 豪雨をもたらしました。

金谷美術館別館の目隠し塀も 強風にあおられて 倒れたりしていました。 また 蔵の漆喰も 所所 剥がれ落ちてしまい 修理が必要な状況です。
以前の台風で 漆喰が落ちた時は 二面だけ修理しました。その時は 家紋も 作り変えたので きれいになっています。この家紋は 漆喰を 盛っていき 鏝で仕上げています。近くで見てもきれいです。
文化財を 維持していくのは お金がかかって大変なことです。 しかも 直せる職人だって地元にいるとは 限りませんので 工事費も 割高になってしまいます。
お昼に 金谷を ぶらりしていると きれいな石蔵を発見 石の劣化も少なくて かなりいい状態です。金谷石は 劣化が早い石と 丈夫な石と品質に大きな 差があるように 思います。

2013年10月8日

きっとお話がはずむでしょう・・・

カテゴリー: 木製建具

玄関まわりリフォームが終わりました。

内玄関

北側に向いた玄関で前面は交通量の激しい道路です。明かりをとりながら、騒音や人の目をどのようにさえぎるかを考えました。
外玄関と内玄関を設け、その間の土間の部分には自転車やちょっとしたものを置けるようにしました。
内玄関は、
店舗であった広々感を生かして2間ほどの上り框を設けました。
ここは、訪れた人が靴を脱がずおしゃべりができるようにと、お施主さんが出来上がる前からとても楽しみにしていた部分です。建具の隙間からの明かりや景色を見ながら、
ちょっとしたお話がはずむでしょうね。
(S)

2010年3月19日

現場だより

カテゴリー: 木材

構造材の修復はほぼ終わり、あとは屋根屋さんが瓦を葺く工事となります。
飾りとしてついていた龍の彫り物などがはずされ、作業場で磨かれています。
(S)