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2017年10月26日

土間キッチンのリフォーム

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事務所からの風景。

南房総は 早くも 冬の野菜 菜の花摘み。この近所の農家さんは みんな 菜花やっているので 菜花の生産地。

昔ながらの土間キッチンを改修しています。

「明るくて 温かいキッチンにしたい。」これは 土間キッチンを使っている人みんなが言うことなので よほど 冬は寒いんでしょうね。

ぼくは 秘かに リフォーム工事は うちの得意分野だと思っているのです。「設計して、解体して 作る。」 という一連の作業を自分たちで やっているので。

事務所で案を練っている時よりも 現場で解体しながら 考えていると 良い考えが浮かんでくるのです。。

「壁を壊してみると 外の緑が 良い感じだな」 とか「天井壊してみると 意外と広いな。天井の上がこんなに広い」とか。 解体作業で体を動かしていると 不思議と頭も働き始めるような気がするんですよね。

 

 

2016年8月12日

経年変化

経年変化で よくなる とか 飴色になっていく とか言いますが。一般の人にはいまいち ピンと来ないんじゃないかな。良い実例がありましたので以下に。

自宅は 中古住宅を少しずつ修理しながら 住んでいるのですが、 床も 少しずつ張り替えています。 ちょっとずつ張り替えているので 変化がよくわかります。 20160812-2写真右側が8年前に 張り替え杉の床板。左側が2年前に張り替えた杉の床板。
8年前の方は 飴色というよりは茶色に近いです。幅木(壁の下の木)は茶色に塗装してあって ほぼ同じ色になっています。2年前の方は飴色と言えます。

経年変化3掃き出し窓の周りの床板は かなり汚れていますが 傷んではいません。窓を閉めるのをよく忘れたりするので 雨が吹き込んでいるのでしょう。削ったりしてきれいにできますが このままでOK。合板の床だと まずかったかも。
20160812-4 庇の野地板を交換しました。ある時期 「合板は節がないからきれいだね」と言って軒裏に貼るのが流行りましたが だめですね。
20160812-5

2016年2月22日

瓦の再利用その1

カテゴリー: 屋根

古民家の修理で 何でも新しいものに変えていくと 新築と変わらないようなものとなってしまいます。手間はかかるけど これは残す、これは いらない撤去 というのを エイヤッと決めていきます。

瓦の再利用。茅葺を 瓦葺に葺き替えたのが 55年前。そんなに古くはないですけど この家の外観の印象はこの瓦を 抜きには語れません。 下屋玄関の上の赤い瓦は 30年ぐらい前に 葺かれています。これは 撤去して 下野の部分は 新たにいぶし瓦で葺くことになりました。大屋根の方は 古瓦で葺き直し 足りない部分は下屋部分の古瓦を使うことに決定。
職場体験の 中学生。

楽しい仕事を体験させてあげたいけれども・・・ ごめんなさい 3K仕事。土と瓦を おろす仕事。現実を知るという意味では良い社会勉強になったかな。

一服中の中学生。。。。。。

2015年10月5日

富浦の外壁修理

カテゴリー: 外部
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富浦の 外壁の貼り替え工事が終了しました。
左側は 20年前に 貼り替え 右側 築60年で 初の外壁張り替え。 築60年ぐらい経っているのに 一度も 外壁張り替えていなかったのです。 この外壁の板の貼り方は 「鎧張り」と言って 昔から使われてきた方法です。薄い杉板(7mmしかない!)を 横に柱に打ち付けて 桟を縦に打って 補強する 単純な貼り方。 縦に打つ桟に 手間がかかり 最近の住宅では あまり採用されません。下写真は縦桟を作るための治具昔は材料が 高く 手間は安かったので 多く採用されていました。最近の下見板張りは 材料を分厚く(12から15mmぐらい)しています。

外壁は 傷みの激しい部分と 傷みの少ない部分と その差が大きいので ちょこちょこ 部分的に直すのが 良いのですけど。

 

2015年9月20日

館山香の家 完成2

カテゴリー: 屋根

この家は 築100年以上経っていた家を 解体して 新築しています。

当然今回建築した家も 100年もって欲しい と思っています。
しかし 建築に使われる 建材 で 100年 もつ材料というのは あまりないわけなのです。だから 劣化した 建材は スムーズに交換出来るように しておくのが 建築を 長持ちさせる 重要なポイントです。
そして困ったことに 瓦などの 耐久性が高い 建材の 下地に 耐久性の 低い建材 を使うことが あるのです。
予算的に 避けられない場合も多いし それ以外に 方法がない こともあります。
今回は 瓦の下地は 杉板の 斜め張り。マイブームです。
2015年9月14日

館山香の家 完成1

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この家はマキ木の生垣で囲まれた家です。房州は風が強いので、昔から家の周りをマキの木で囲い風を防いできました。マキの囲いは敷地境界線であり その家の歴史でもあるのです。 設計と施工を任されていたので いくつかプランを 提案しまし 古い家の配置と  似たような配置で 落ち着きました。マキの囲いの中で 車の移動や 農機具の置き場などを とっていくと 住居部分は 限定されてきました。
また 打合せの時に 「できた家に 合わせて住みますよ」と何度か言われるような おおらかなお施主さんであったので 設計の根拠を 植木や生垣に求めることにしました。植物は 極力移動せずに 室内からも 眺められるように しました。 玄関の位置も ちょいと 松がかぶりすぎているかなー という気はしますが 高さを抑えて松よりも低い 軒先としました。続く