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2021年8月15日

長谷川さんが卒業しました。

カテゴリー: 建築いろいろ

本日8月15日長谷川さんが 巣立って行きました。11年いたので 少し寂しい気持ちがありますね。

長谷川さんは U研究室という設計事務所に5年務めたのち うちにやってきました。丸山欣也先生が年末の餅つきに連れてきて 「ここで使ってやてくれないか」と。

U研究室の吉阪隆正の本が出版されたとき。長谷川さんがU研にいたときは吉阪先生はすでに他界されていました。

入ってきた当時は M12のボルトに4分のナットを無理やりねじ込むような 不器用な男でしたが、月日がたち 少しづつ仕事を覚え 重要物件を任せられるまでに成長しました。仕事に食らいついていく粘り強い姿勢はほんとうに頭が下がるし、学びたいと思います。

 お施主さんや下職さんにも好かれる 愛されキャラだから 今後も大丈夫かな。

建築家 樋口裕康さんの展示会では背景に焼杉を提案し採用されました。とにかく焼杉が好きなんだね。

  

2021年6月28日

S&Sサーフショップ リニューアルオープン

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ちょっと前になりますが 南房総市和田町白渚ポイントの前にある S&Sサーフショップが完成しました。

 店長のゆうさんとは 結構前から(2018年終わりころ?)打ち合わせを重ねて ゆっくりペースで デザインを考えてきました。

 白渚は海沿いに堤防があって 以前のショップからは 微妙に波が見えにくかったのです。なので1階の床を地面より80㎝上げることは設計の初めの方で決めていました。そうすることで海が一望できるようになります。

 また 風が強い海沿いなので 建物の高さはできるだけ低く保ちたいので裏の道側は 低くしています。床の高さが5種類あるちょっと変わった建物になっています。

the house has the five level floors

 目の前がサーフポイントなので 工事中、昼休みと夕方に海へ。「こんな場所に住めたらなあ」と思いながら 仕事をしていました。

the beautiful ocean view from the house(the shirasuka point)

 S&Sは これからちょっとした飲食もやる予定なので期待してくださいね。

Local news paper

2021年6月22日

布良崎神社の修理が終わりました。

カテゴリー: 建築いろいろ

おととしの台風で 壊れた布良崎神社の修理がようやく終わりました。

倒れかかった神社を起こして 突っ張り棒を入れて。なんだかんだと一年以上かかってしまいました。

the shrine tilted by the typhoon

このような本瓦葺きの神社は頭が重いので 一般的には 「地震には弱いけど 台風などの強風には強い」と言われています。

でも よく倒れずにもちこたえてくれたなぁ と感心してしまいます。耐震要素がほとんどないので 木組みと落とし込み板で 耐えたのです。もう一つ、床下には こんなに太い木が使われていてこれも倒壊を免れた一つの要因じゃないかと思います。

The thick woods under the floor of the shrine

 今回の修理を簡単に説明すると 傾いた拝殿内部に 木造で頑丈なフレームを作り、これと拝殿の柱や梁に金物で緊結することによって 耐震性能を上げています。

Making the frame inside the shrine

 今まであった格天井や床板はそのまま再利用したいので 古い材料を丁寧に取外します。 そして修理が終わったら 再び元のように取り付けるのです。天井は新しい柱などが加えられたので 新材と旧材の取り合いが難しい部分がたくさんありましたが 大工鈴木さんがきれいに納めてくれました。

先日 宮司さんから 「思ったより早い復興ができて 良かった。」とのこと。あの台風から1年半ですから 決して早くはないと思うのですが、ちょっとホッとしています。

2021年5月21日

小さなトイレ

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お寺の本堂に隣接して小さなトイレを作りました。

長谷川さんの設計で 施工ももちろん長谷川さんです。ぼくはちょっと忙しかったので 生コンの打設を半日手伝いに行っただけであまり施工にかかわれませんでしたが、今日完成したトイレを見てみると なかなかかっこいいです。

トイレに向かって歩いてゆくと トイレの奥の緑が窓から見えて 明るく清潔感のあるトイレになっています。設計がいいのですね。内部の板張り、床も板張りで気持ちいです。最近は「掃除しやすいように」と言われることが多いですが このトイレは掃除のしがいがあるトイレになっています。

お施主さんが持っていた古建具も上手に 活用しています。設計も施工も自分でするというのは 楽しい仕事の一つです。

自分の思い描いた建築を 他人に説明する必要がないからです。設計の時はお施主さんとおしゃべりしながら簡単な図面を書いて打合せる(細かいことは頭の中にあるだけで図面に書かない。) 

作るときに現場で考えながら詳細を決める。(結局こまかいことは図面には書かない。) 現場に立ってみるとデスクワークでは見えなかったことがたくさんあるのです。

2021年3月12日

古民家リノベーション完成見学会

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去年の春くらいから古民家のリノベーションをしていました。担当大工は長谷川さんを中心の 鈴木さんとコウ君。

古民家の工事をする場合 どこまでやるの? ということが重要になってきます。設計というよりは 話し合いを重ねて妥協点を探る作業。

ビフォー
アフター

ぼくは 古民家は「ほどほどに 直すしかないんじゃないか」。と思っているので、 今回も ほどほどのリノベーションとなっています。

長谷川さんとお施主さんが目指した「ほどほど」とはどの程度なのか。ぜひ見に来てください。特に基礎工事は知恵を絞りましたねー。

日時 3/20(土)10時~16時 

場所  電話又はメールでご一報ください。案内図をお送りします。

(有)村上建築工房 0470-20-6097 info@muraken5.com

2021年3月8日

築20年目の外壁塗装

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新築してから20年経つ家の外壁塗装をしました。20年というと長いようで短く もうそんなに経ったのですね。

 無事塗装工事が終わって お施主さんとの雑談の中で 20年前ぼくと初めて出会ったときの話で盛り上がりました。

 当時まだ30歳で 経験も少なく 頼りなさげだったのでしょう、

「村上さん若いけど 大丈夫ですか。」 とお施主さんは不安を口にしたそうです。そのことをあまり覚えていないのですが その時僕が言ったのは

「ぼくはまだ若いので 家が建ってから長い間メンテナンスでお付き合いすることができますよ。」と言ったらしいのです。 なるほど なかなかイイ 営業トークだな と感心してしまいました。若い人は これぜひ使ってください。仕事取れますよ。

 今はそんなこと言えない年齢の50歳。20年後は70歳になり そんなに長い間家のメンテナンスにお付き合いすることはできません。でも 50歳なりの営業トークは言えますね。

 「僕は職人としては 今がピーク。経験も積んで まだ体も動く。目が少々衰えてきていますが 若い時よりも 良い仕事ができますよ。」