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2020年2月11日

棟札ありました!

カテゴリー: 建築いろいろ

今日は 日曜日ということもあり フォトグラファーの 坂下さんと古民家の撮影をしました。僕が アシスタントで 邪魔なものが映り込まないように そそくさと小屋裏を移動していると、あれ?左手前の束に打ち付けてある板は?

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The wooden tag of the building history

木っ端のようなすごくちゃちな板が 束に打ち付けられているのを発見。前回探したときは 何もなかったはずなのに、どうして見逃していたんだろう。 こう見ると目立ちますね。

 板の釘を慎重に抜いてみると 裏に 墨書がありました。この釘を抜いたのは僕が初めてと思います。

Completion of construction in 1804

「文化元年 甲子三月大吉日」とあります。調べてみると 1804年ですので築216年ということがわかりました。裏に住むのおじさんは 250年と言ってましたが・・・。 誤差の範囲でしょう! この棟札は 角釘でしっかりと打ち付けてあったので、216年ぶりに外されたのです。

2020年2月1日

古民家の解体Ⅱ(2/8日で)

カテゴリー: 建築いろいろ

 この古民家は 台風で 茅を覆っていた板金屋根が 飛ばされただけで 住めないから壊すというわけではありません。

状態はいいけど 壊さざるを得ないという家です。

 竹小舞の状態をみてみたいなぁ と思っていました。 土壁を壊すときガシガシ壊すと竹小舞もバラバラになってしまうのですが みんな丁寧に壊してくれました。なんかきれいでしょ。

the structure of thatched roof

2/8(土)に見学したい人が見れる日にしたいと思います。連絡不要ですのでお気軽にお越しください。

 週明けの10日から茅を下ろし始めようと思っています。茅を下ろし始めると 煤がすごくて 真っ黒になってしまいますので 近づかないように!

sooty face

 茅を下ろすのは 「千倉の古民家」以来です。実はあの時、「茅下ろし」という作業をなめていました。何の策もなく、森田さんとぼくと若者と三人で 茅を2tダンプに積んで畑に捨てるというのを 1週間以上やっていた記憶があります。屋根から茅をぬいてもぬいても なかなか茅がへらなくて・・。

thatched roof replacement

今回は秘策がありますので 4日で終わるだろうと思っています。そんなわけで 茅下ろしアルバイト募集してます!

2020年1月24日

蔵の解体2

カテゴリー: 建築いろいろ

せっかく蔵を壊すのだから 上塗りから丁寧にはがす。上塗りの漆喰は きれいに剥がれます。

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蔵の土壁は さすがに強くて ちょっとずつしか 壊れません。

始めは かけやで 何度かたたけば 崩れるかなと思っていましたが そんな 甘いものではありませんでした。コツコツとトンネルを掘るように ちょっとずつ。

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1人で作業してると すぐに心が折れてしまうでしょう。ほかの人のコツコツという音が 気持ちをつなぎとめてくれます。

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ぼくも蔵の解体は初めてなので 見たことのない景色です。         竹小舞の蔵 「おー、すげー」と思いますよ。

2020年1月20日

蔵の解体

カテゴリー: 建築いろいろ

今年は 始まったばっかりですが 楽しみな仕事が ちらほら。

 まず 第一弾として 本日 蔵と古民家の解体が始まりました。現場が作業場の隣と言ってもいいくらいの 近さで 徒歩通勤圏内。

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 古民家は 直すとなると やっかいで 頭が痛いのですが 壊すとなると 楽しみ仕事に変わります。当事者と第三者の違いですね。

 例えば 柱が腐っていた場合に 当事者は「どうやって直そうか」となりますが

第三者は「なるほど、この納まりは雨が入りやすいのね。勉強になった。」でおわりですから。

 今回の解体は 現場が近いこともあるので グシャッとやらずに 漆喰、荒壁、瓦と 一層一層 丁寧にばらしてゆこうと思っています。

 お施主さんは 「築100年ぐらいじゃないかな」と言っていましたが、

 裏に住むおじさん曰く、

「ここの母屋は 250年は経っているはず。35年前に取り壊したうちの母屋が築210年だったから。」

 期待しましょう。250年前というと 1770年。 まだ、アメリカが植民地だった頃。杉田玄白の「解体新書」とか。

 見学したい方は ぜひ来てください。おまけもありますよ。

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2019年12月11日

樋口裕康 絵の展覧会

カテゴリー: 建築いろいろ

今、中野のplanBで建築家 樋口裕康さんの 展覧会をやっています。展示会場設営のお手伝いをしたので 行ってきました。

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この展示は 赤と黒を背景に絵本を展示しました。 赤は朱色の和紙をくちゃくちゃにして絵本の背景に 

「黒はどうする?」

黒といえば ぼくらの得意な 「焼杉」はどうだろう。 長谷川が サンプルで持って行った 焼杉に 「いいねぇ」ということになり 黒は焼杉に決定。

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当日は 田中泯さんが 踊る会場にもなって かなりの異空間となりました。

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15日までやっているので 近くの人はぜひ 見に行ってください。特に絵本の背景は必見ですよ。

2019年11月29日

新人加入

カテゴリー: 建築いろいろ

半年前から 村上建築工房で働き始め 試用期間の半年間を経て 小川さんが社員大工となりました。  

 職人と言っても 今は そんなに大変な職業というわけではありません。

 仕事ができて タフな年上の大工さんたちが引退して そろそろぼくらの世代が現場の年長者となってきているからです。昔は「新人類」と呼ばれてましたから。

 小川さん40歳を過ぎてから 職人になろうとするくらいだから かなりのやる気があってよいです。

家作りもある程度機械化されて 2~3年まじめに仕事すれば かなり役に立つ 作業員となれると思います。

 人よりも ちょっと遅いスタートなのだから「このくらいの技術を持った職人でよい」というのを自分で決めて そこを目指せばいいんじゃないかと思う。  そこにセンスとスタイルを プラスしたイイ感じの職人が周りに増えてきましたよ。

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