東京生活も ほぼ終わりに 近づいてきました。
6月ごろに始まった都会暮らし。
初めは 「夕方 仕事終わったら 映画見たり ライブ行ったり 」
と楽しい生活を 思い描いていましたが
終わってみると 忙しくて それどころではなかった。
飲み屋に行く回数が増えたくらいで 終わってしまいました。
キッチンの天板を木でつくるというのは何回か やっていますが、
一枚板で というのは 経験がありませんでした。
まあ とにかく 材料を探さないと
長さ4m 巾90㎝の板を いろんな人に声をかけて探したのですが
その大きさの板は見つからなかった。
そういえばと 富津の山田さんが持っている ケヤキのことを思い出した。
そのケヤキは 10年くらい前 山田さんが切り出した木で
土場(どば)の一番目立つ場所に転がしてあった。
その道端を通った大工が 思わず車を止めて見てしまうほどの大木でした。
「富津にこんなデカい 木があるんだね」
とちょっとした話題になったほどです。
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3年間ぐらい そのまま放置されていましたが
時期を見計らって製材し、工務店や大工たちに声をかけた。
「買わないか」と。
でも買える人がいなくて 倉庫の中で ゆっくりと 出番を待っていました。
![](https://muraken5.com/contents/wp-content/uploads/2018/12/IMG_20181126_095627-800x600.jpg)
この木を 4m 巾はシラタ部分を除いて85cm 厚み 6cm
に製材してもらい 今回の現場にぴったりの 寸法が取れました。
![](https://muraken5.com/contents/wp-content/uploads/2018/12/IMG_20181213_172131-750x1000.jpg)
このシンクの穴をどっちに開けようかは だいぶ悩んだんですよねえ。
節を隠す位置に開けるか
天板が変な変形しないような位置に開けるか・・・。
最終的に この位置に開けたのですが 結果は1年後くらいには出ているでしょう。