「三坂の小民家」上棟しました。
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このプロジェクトには 設計の高木さんとお施主さんの山口さんが
現場見学会に訪ねてきたところからぼくも合流しました。
その半年前から 高木さんは材料を山で調達する段取りをスタートさせていて
「皮むき間伐」という 聞いたこともないような方法で 木を乾燥させ 建築材として
使える状態にしてくれていました。
![](https://muraken5.com/contents/wp-content/uploads/2019/07/DSC01034-800x533.jpg)
間伐材が切り倒された山に案内されての第一印象は
「けっこう長い。しかも太いのもあるじゃん。」ということ。
でもこんな間伐材を どうやって使おうか?
製材して角材にしちゃうと細くなって いいところが全部なくなっちゃうので
方針1 このまま使う(丸太のまま)
そして 高木さんや山口さん 大勢の仲間の労力を 無駄にするわけにはいかないので
方針2 皮むき間伐した木は 全部使おう
と山の中で 2つの重要な方針が決定しました。(僕の心の中で)
![](https://muraken5.com/contents/wp-content/uploads/2019/09/69640270_2305943249655053_3124902747258748928_n-e1567650709597.jpg)
今日, 現場に この木を植えた おばあちゃんが訪ねてきてくれた。
「この木は 33年前に私が植えたのよ。」ということです。
樹齢33年って かつて経験したことのない若木です。
ぼくが 高1の時に植えられた木で、つい最近じゃないですか!