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2009年3月26日

森へ 2

カテゴリー: 建築いろいろ
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ながながと、前回のつづきから・・・
切った杉の断面は、

このようなかんじ。
写真では分からないのですがしばらくさわっているとしっとりと手のひらがしてきます。
なにげなく、
「木って、切ったときはこんなに湿り気があるんだ~。」と大きな独り言をいっていたら、
山師が
「これ(木)を、葉っぱをつけたまま山に倒しておいて乾燥させるんです。それが葉枯らし乾燥なんですよ。
伐採した後、玉切り(枝葉を落とす)をすぐして乾燥させてもあまり乾かない。(木を)倒した後でも葉っぱが呼吸をし、幹の水分をあげてそれで乾燥されるんです。」

あぁ、これがあの 『木枯らし乾燥』 なんだ! と現物を見ながら実感。
その後数ヵ月放置した材木を山から出し、製材へ。
この工程が材木の色艶を生んでくれるんですね。
ちなみに今回訪れた杉山の木は、山師が3年計画で伐採する予定だそうです。
山の中でも一本だけ取り残された伐採を待つ木や、かといればこれ以上大きくならない木はざくざくと彼らによって切り倒されていきます。
山に生えている木を (職)人が見立てそれを加工して材木となる。
人がつくっていました。