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2015年3月11日

森林組合

カテゴリー: 木材 建築いろいろ

先日森林組合の人が 作業場に訪ねてきた。木を売りたい とのこと。

森林組合というと 良材も並材も すべて4mで ぶつぶつと切ってしまい まとめて原木のまま市場に出荷し、 山の整備のついでに出たものを 出荷するぐらいにしか思っていないような組織というイメージでした。
そして訪ねてきた人が勢いのある人で 本当に森林組合の人ですか? と思ってしまいました。

年間数棟しか建てていないの工務店が 力になれるとも 思えませんでしたが とりあえず 千葉県の 山の状況を いろいろ教えてもらいました。
森林組合は 千葉県の森林の1/3を管理していること。
千葉県は間伐などの 森林整備が遅れていて 他県より 建築材に回せる木材が少ないこと 伐採した材の1/3程度
山の裾が短いので搬出しずらいこと。 等

建築材として使うには 不利な点が 多いこともわかりました。良いことと言えば 杉材としての強度は 他県の良材と比較しても 引けはとらないらしいです。
そして 30棟程度の 住宅の構造材を 出荷することを計画しているようです。 千葉県全体としては 思ったよりも すくないですね。

今の住宅つくりは 外材を使うことを前提にして システムが出来上がってしまっているのです。外材は 良質共に安定していて 使い勝手が良い。
森林組合の材木を そんなシステムにのせることは もったいないように思う。埋没して 価格競争に巻き込まれそう。
となると消費者や工務店に売るしかないのですけど なにか 新たなシステムが必要ですね。

基本は間伐材なので 大径木はありませんし 特別な良材というわけではありません。並材です。こんな森林組合の木を使って 頑丈で 長持ちする家を考えようと思っています。 いろいろな材料をストックするわけにはいかないので 下地材なども規格化して 種類を減らさなくてはなりません。自由設計というのも お金がかかるので とりあえず 無しです。

土地に制約の少ない 田舎の一軒家で 規格化された 森林組合の家を 模索中です。(続く)