丸太に丸い穴を空け、三角勾配に削り、四角い穴を穿つ。
という◯△□加工を延々と繰り返していると、
多量の汗の噴出と共に、僕の脳内youtube はとある曲をエンドレス自動再生し始めました。
くるりの“ことばはさんかく こころは四角”という曲でした。
そして、なぜ言葉は三角で、心は四角なのだろう?
という思索に陥り、丸太をひたすら加工し続けた、
5日目の朝、快便と共に1つの答えが出ました。
“ことば”というものは、“ことば”になった時点で、
“ことば”にはならなかった、”ことば以前”、“ことば未満”のような何者か達はあふれてしまう。
そして、“こころ”という四角い“かたち”の中には、無数の三角、つまり“ことば”があり、
“こころ”というものを表すには、その無数の“ことば”が必要で、
さらに“ことば”にならない無数の“かたち”がある。
だから、“まあるい涙をそっと拭いてくれ。”
という結論に至りました。
私は一体何を言っているのでしょうか?
そして、今日も私は“ことば”の海に溺れ、“かたち”の中に棲むのです。
嶋根