お施主さんに「こんさばとりー を作りたい。」と相談されたのが 始まりで、 「コンサバ・・ですか?」 知りませんでした。
調べたところ 「 建物から突き出したガラスで囲まれた 温室。」とありました。 これは おもしろそう。 「木造でガラスの建築。」と 解釈して 設計スタート。
お施主さんとの打ち合わせ段階では 規制品のアルミサッシなどを使って ガラスを使うような方向でしたが 「なんかそこは 逃げちゃいけないよね。」と徐々に方向転換。
木とガラスと大谷石のかわいらしい 温室ができました。
木構造の加工は 水平や垂直が通っていると やりやすいけれど 斜め材を立体的に 木を組んでいくのは 少し難しくなります。そこで1/3の模型を作って 納まりや高さなど確認。1/3模型で うまく作れれば 原寸で作っても大抵うまくいきます。
コンサバトリーは日本で どんな使われ方するのだろう。夏は暑いかな。冬は太陽が出ればけっこう暖かい。友達とお茶を飲んり 本を読んだりかな。