今年もよろしくお願いします。
2021年は 黙々と仕事していましたね。鈴木大地がバサロキックで 水中を静かに 力強く泳ぐように。
今年はそろそろ 浮上しないと息が持たない。30m付近。おもしろ仕事が次々と。
おもしろ仕事1:黒沢池ヒュッテ この丸太が年末に作業場に来たので 年末年始も軽ーく仕事になってしまいました。
でも 自作の乾燥機で丸太を乾燥させたら 木肌の色がすごくよくなってびっくり。乾燥機から丸太を出したときは やばい色か?と思ったが 高圧洗浄機で皮をむくと 良い感じ。
おもしろ仕事2:鴨川蔵修理 去年末から 芝田左官さんと椎野大工さんで修理しています。
築年数はまだわかっていませんが、80年以上は経っていそうです。その間に ペンキを塗ったり、サイディングを張ったり、いろんな修理がなされていましたが、それらは全部撤去して 80年前の美しかった蔵をめざして、修理します。
おもしろ仕事3:石蔵「船形倉庫」 船形漁港のすぐ近くに 房州石でできたかわいい石蔵があるのです。そこをギャラリー兼カフェに改修しています。
見ての通りかっこいいです。誰が工事してもよくなりそう。というか 手を加えないほうが良い感じもします。
中もこんな感じ。設計は高木さんで 施工責任者は小川さんです。個人的にはカフェもいいけどバーにしても良さそう。このスペースを借りてパーティーをしよう。
おもしろ仕事4:ぎゃらりーMOMO 嶋根さんとお施主さんが合うんじゃないかと思って 嶋根さんを施工責任者にしてみました。どうだろう、うまくいくかな? ドキドキしながら見守っていこう。
おもしろ仕事5:ムラケン小屋計画 コロナが出てくるようになってから 「うちの庭に小さな離れを作れない?」とか「子供の勉強部屋できる?」とか とにかく小さな小屋を気軽に 問い合わせてくれるのですが 「うちはそういう工事はあまり得意じゃないんです。」と逃げてきました。そんな僕らが、小屋プロジェクトを立ち上げたきっかけがこれ
去年末、友達の羽渕さんと山田さん(かめ設計室)に 現場看板をデザインしてもらって それを事務所の前に設置してみたとき 「一週間でやってやろうじゃねぇかー」と なぜか メラメラと闘志がわいてきたのです。
すでに試作品は自宅庭に完成!早いね!壁をパネル化して組んでいく。ハウスメーカーの真似ですけど、内容はちょっと違います。この小屋は「やがて朽ち果てて 土に還る小屋」というのがコンセプト。 木はいずれ朽ちるというのが最大の長所なのです。
ここまで一日。あとは外壁はって板金屋根を張れば出来上がり。ほんとに一週間でできるかも。見学できますよ。
おもしろ仕事6:やぎ農園農作業小屋リノベーション やぎさんの農作業小屋は何度かリノベーションしています。やぎさんがいくつも農作業小屋を持っているわけではなくて、一つの農作業小屋をちょこちょこ何回も直しているのです。しかも増築もしています。農家ってこうやって成長していくのですね。
つぎはぎの小屋をどうやって つじつまを合わせるかが、大工の腕の見せ所です。もっとも難易度の高い現場かもしれません。担当は椎野さんです。
おもしろ仕事7:白渚サーカス(仮称) そもそもプロジェクトは「海の近くに住みたい」という個人的な欲からスタートしています。そして幸運が重なり、どんどん計画(妄想)が膨らんできているのです。
しかし、そこには大きな困難が予想され、とん挫する可能性も大きいので その内容については詳しく触れないでおこうと思う。ただ 白渚に 泊まったり、ライブをしたり、飲み会をしたりする遊び場を作りますよー とだけは言っておきたい。