昼はポカポカと暖かい南房総。今年は事務所の屋根の菜の花が順調に育ってくれて楽しい気分で仕事できています。去年までは菜の花より雑草が勝っている感じでしたが。
付き合いのある山師(きこり)の山田さんは84歳でいまだ現役ですが、さすがに無理な注文はできので、最近は「山から建築を考える」ことはほとんどなくなっていました。
そんな時、ワクワクする出会いがありました。
鴨川の山師 川名さん。年は50代で、その仕事ぶりは 2世代前の ギラギラ感 ハラハラ感を漂わせています。
木を切って売るのが山師の仕事ですが、その木の持っている 価値、とかポテンシャルを見極めて最大限引き出して売る(ギラギラ感)、しかも 伐採や搬出手間は、知恵を絞って最小を目指す。(ちょっと危険なのでハラハラ感) そんな仕事をする山師はほとんどいなくなってしまいました。
若い山師さんたちは 森林整備や環境整備に重きを置いているので 木を見ないで4m、3mに 機械的に玉切りしてしまいます。もったいないなぁ。
この出会いが ぼくらの仕事に 彩りを与えてくれるんじゃないかなと期待しています。