女子職人

女子職人は 昔から増えているのだろうか?

ぼくの中では そんなに増えてきたという実感はないです。

ぼくらの周りには 二人の女子職人がいて その女子たちが 独特の良い雰囲気を かもし出しているので ご紹介。

安達左官の安達さん。久住左官を卒業して 独立。

左官は人数がいないと仕事にならない場合が 結構あるのですが

そんなときも 腕利きの左官職人を集めて仕事をこなしています。

細かくてチマチマしたところは 自分で回り 大きくて はかどる部分は 職人(男)にまかせるスタイルで 仕事を進めている。

おじさん職人も安達親方の指示に 笑顔で答えてます。

こんな仕事の仕方が できる女子職人の一つのモデルだろうなぁ と思っています。

僕の友達大工の 鴫原さんも 安達左官に仕事を頼み始めたので 忙しくなってしまうかも。

もう一人は ㈱庭みち の小野さん。京都で6年修業した 植木屋さん。力持ちです。

庭を設計して施工する仕事がメインで 設計事務所や工務店の仕事をしています。

設計士さんも樹木 草花のことに詳しい人があまりいないので

小野さんの提案には かなり助かっているんじゃないかな。

植木屋さんは土木作業が半分以上なので 結構大変。

人手がいる時は 彼女も職人仲間の男衆を集めて 仕事をするのですが

小野さんの場合は 率先して現場を引っ張るタイプか。

歯に衣着せぬ はっきりした指示出し。

僕も彼女の手元で 土掘り、石の運搬や生コン打ち等をしましたが 心地よい疲れでぐったり。

女性に引っ張られて仕事するのもいいもんです。

これも 仕事のできる 女性職人の モデルといえるでしょう。

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