お寺の本堂に隣接して小さなトイレを作りました。
長谷川さんの設計で 施工ももちろん長谷川さんです。ぼくはちょっと忙しかったので 生コンの打設を半日手伝いに行っただけであまり施工にかかわれませんでしたが、今日完成したトイレを見てみると なかなかかっこいいです。
トイレに向かって歩いてゆくと トイレの奥の緑が窓から見えて 明るく清潔感のあるトイレになっています。設計がいいのですね。内部の板張り、床も板張りで気持ちいです。最近は「掃除しやすいように」と言われることが多いですが このトイレは掃除のしがいがあるトイレになっています。
お施主さんが持っていた古建具も上手に 活用しています。設計も施工も自分でするというのは 楽しい仕事の一つです。
自分の思い描いた建築を 他人に説明する必要がないからです。設計の時はお施主さんとおしゃべりしながら簡単な図面を書いて打合せる(細かいことは頭の中にあるだけで図面に書かない。)
作るときに現場で考えながら詳細を決める。(結局こまかいことは図面には書かない。) 現場に立ってみるとデスクワークでは見えなかったことがたくさんあるのです。