幸せを呼ぶジャーニーマン(Journeyman)

一ノ宮の現場にジャーニーマンがやってきた。
ジャーニーマンとはヨーロッパの職人育成システムの一つで、
3年間世界中を旅してその土地の文化や技術を学んで見識を広めることを目的としています。
帰国後、彼らはマイスター(親方)を目指す。

 今回うちの現場を訪れた理由を、詳しく知りませんが、三太郎君の知り合いの知り合いということです。
彼らは、伝統をリスペクトしているため古典的な作業着を着て仕事をする。
そして スマートフォンやパソコンを持つことを禁止されているので、情報を得る手段がなく連絡とることも難しいです。
スマートフォンを持たずに海外に行くなんてちょっと想像しただけでも怖いですよね。


建築先進国であるドイツの職人である彼らは、誇り高く、やる気に満ち溢れている。
この暑さの中、あの衣装で汗だくの彼らと一緒に作業をしていると、なんだかこちらもやる気が出てくる。
ドイツでは環境に配慮した世界をリードするような建築を作っている彼らなので、僕らのやっていることに、
言いたいことはたくさんありそうです。

 少しの間ですが、現場で見かけたら喜んで声をかけてあげてください。
世界中に500人しかいないジャーニーマンが2人もいるのですから。

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