設計事務所との打ち合わせ
構造材を 全自動で 加工する技術が進歩して ほぼすべての木造住宅が プレカットの構造加工となってしまいました。
大工も設計屋さんも 木をどのように組もうか なんてことは 考えなくてもよいのです。
この物件の設計事務所 建築集団海賊は 模型を 2種類もってきました。
意匠模型と構造模型。
しかも構造模型は 梁を何段にも重ねて組む 折置組みという ちょっとマニアックで伝統的なくみ方となっています。
「こだわりがなければ アリ落としでいいのでは」 というこちらの提案にも 「うちもこだわってやっていますから。」という強い意志を感じました。
去年開催した 丹後さんによる 「リゾーム状家つくり機械」の勉強会が じわじわと 浸透してきているのではと思ってしまいました。
古き武器は朽ちよ。 新しき武器を作れ そして正確に打て!(ローレンス)
大工む