大学同期の田村君(教授)から「ツーバイフォー協会と一緒に作ったお茶室があるんだけど、
このままじゃ、すぐダメになってしまうので、屋根や外壁を学生と一緒になんかできないかな?」
という問いを投げかけられた。
下地がベニヤと言えどもお茶室というくらいだから、何か伝統的な素材で外側をくるん
だ方がいいだろう。、
木、土、瓦、竹などの自然素材使って何かできないか?
ワークショップというのは人手はたくさんあるがお金はかけないというのが基本にあるので
「建築材料を 自分たちで作る、山で切ってくる、廃材を拾ってくる」をコンセプトにするこ
とにしました。
要するにに材料をできるだけ買わないようにしよう!ということです。
これは丸山欣也さんの教えでもあります。
千葉の古民家(築130年)に葺かれていたいぶし瓦。昔の瓦は一枚一枚色が微妙に違っていて、
葺き上がるときれいなんです。ぼくが、捨てるのは勿体ないと思って保管していたものを活用しました。
外壁下地は、竹を山で切ってきて、割竹を作る。
土壁の下地になります。
(※雨だったので、大工が山で竹を切ってきました。)
もう一つの外壁は焼杉なので、杉板をみんなで三角焼きしました。
女子には少し危険なので、男子(教員)のお仕事。
(※杉板は購入しました。)