「作業場を増築しようかな 」
と思ったのは友達大工 久良(クロウ)さんが新しい 作業場を建てたから。
「よーし、こっちもやったろうか。」
と急きょ土地を借りる交渉を始めました。
今の作業場に増築するためには 隣地を借りなければなりません。両隣地は畑で、
左隣は500坪の平坦な畑ですぐにでも建物を立てられそうな土地。春は菜の花畑になります。
右隣は勾配のある150坪の畑で、先ずは平らに造成しなければならない建てられない土地。
当然、左の土地を借りようとお隣さんに相談。所有者はどっちの土地もお隣さんで
「どっちでも好きな方貸しますよ」という。
早速、農業委員会に広いほうの畑に作業場を立てる申請をしましたが、あえなく却下。
「あー残念。右の土地で建てるのか?」
こんな田舎で、土地を削ってまで作業場建てる必要あるのか?
平らな余っている土地がたくさんあるのに?
土を削ったら土留めにコンクリート擁壁いるでしょ?
コンクリートの高さは最大2.5mになりそうだし、景観によくないでしょう。
とテンションは下がってしまいました。
そんな時、「誰でもできる石積入門」という本が目に留まりました。
誰でも?じゃあ自分たちでも?と疑問を抱きながら 山梨で行われた、11月の石積学校に参加してきました。
自然石の空石積みは かなりワイルドで、法則性がありそうでない。
これにしよう。うちの作業場の裏の土留めには これ以上のものはないと思う。
ちょっとコツをつかめば、自分たちでできそうだ。
自分たちは肉体労働者だから、腰の心配する必要もないし。
セメントを使わない昔ながらの空石積みだから、崩れたらまた積めばよい。
とやる気が湧いてきたので、冷めないうちに 石積み学校の金子さんに石積学校の開催をお願いしました。
興味がある方はぜひ参加してください。申込み先→石積み学校 in 南房総
ハードで体育会系になるかもよ。
現場監督さん、募集しています!