蔵の解体

今年は 始まったばっかりですが 楽しみな仕事が ちらほら。

 まず 第一弾として 本日 蔵と古民家の解体が始まりました。現場が作業場の隣と言ってもいいくらいの 近さで 徒歩通勤圏内。

 古民家は 直すとなると やっかいで 頭が痛いのですが 壊すとなると 楽しみ仕事に変わります。当事者と第三者の違いですね。

 例えば 柱が腐っていた場合に 当事者は「どうやって直そうか」となりますが

第三者は「なるほど、この納まりは雨が入りやすいのね。勉強になった。」でおわりですから。

 今回の解体は 現場が近いこともあるので グシャッとやらずに 漆喰、荒壁、瓦と 一層一層 丁寧にばらしてゆこうと思っています。

 お施主さんは 「築100年ぐらいじゃないかな」と言っていましたが、

 裏に住むおじさん曰く、

「ここの母屋は 250年は経っているはず。35年前に取り壊したうちの母屋が築210年だったから。」

 期待しましょう。250年前というと 1770年。 まだ、アメリカが植民地だった頃。杉田玄白の「解体新書」とか。

 見学したい方は ぜひ来てください。おまけもありますよ。

a old sewing machine

 

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