最近 サーフポイントに近い 現場が多いのです。偶然と思いますが 「平砂浦の家」 「一宮の家」 「白子の家」と続いています。(白子は 千歳ポイントの目の前)
できるだけ 木材産地の 製材所まで 足を運ぶようにしています。 模型を見せて 「ここは 良く見えるので節の少ない材を」とか「ここは力がかかる所なので 目の詰まった良材を」と説明します。
製材所にとっても やりがいがあり 思い入れのある現場になるように と願ってやっているのです。製材所も 自分が出した材木がどのように 使われているか 気になるでしょう。
ここの製材所は 天然乾燥をしていて、結構よく乾いています。 天然乾燥というと 表面しか乾いてない場合が多いですが ここは 1年以上寝かせて 狂いを出してから もう一度製材してから 出荷しています。製材所が 天然乾燥をしようとすると かなり広い土地が必要で 在庫管理も大変なので ほとんどやめてしまいました。 これだけ 雑多に 木が積み上げられているのに どんな木が何処にあるか わかっているのがすごいです。
先週上棟した 「白子の家」は 設計が野口修アーキテクツアトリエの野口さんです。平屋で 軒が深く 外壁が 杉板張りの家です。庭木が かっこよいので その間からチラリと見える 良い感じの家に なりそうです。