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2013年7月31日

現場作業の省力化

カテゴリー: 建築いろいろ

建築をつくる時に 作業場での作業は欠かせません。 作業場でどこまで作って 現場で組み立てるかは 設計ごとに違うし 工務店の施工体制などによっても変わってきます。

一般的に 工務店の作業場での作業は 大型の機械やフォークリフトがあるため 効率の良い仕事ができます。しかし今工務店の作業場は プレカット工場にとって代わられ ごく少数の作業場だけが 細々 稼働しているという状況です。 作業場がなくても 家が建てられるように なってしまいました。 が その規格から ちょっとはずれると 作業場が必要になってくるのです。
工務店の作業場は オートメーション化はされていませんが 個々の設計に きめ細かに 対応できる長所があります。
今回の離れ工事は 現場が遠いということもあり 現場での作業を できるだけ少なく する というコンセプトの元 進めていきました。
設計の規格化 標準化 からはじめ 運搬 現場での作業等の 一つ一つを 見直しながら 設計を進めてきました。
また 難しい問題があることも わかってきました。

どうしても現場でしなければならない 作業があります。 パネル化作業も その工程まででストップしてしまいます。たとえば タイベックやルーフィングなどの 防水紙関係。
今回外壁に杉板を使うことになっているのですが 防火の問題がネック。外断熱仕様にすると パネルがかなり分厚くなってしまいます。この離れは 10㎡未満の平屋なので 一日で屋根のパネルまでのせて 雨仕舞終了しました。 30坪程度の大きさの 建築になると どうなるかは 今後の課題。

2013年7月22日

勉強会

カテゴリー:

普段住宅仕事が多いので 伝統建築の技術が 特に必要というわけではありません。平日忙しいのに 日曜日に勉強会に出かけるのはしんどいのですが これが最後という気持ちもあり 「伝統建築上級講座」に申し込みました。
ちょうど十年前に「伝統建築初級講座」を受講し 7年前に「中級」を受けていたので 今年「上級」を受ける受講資格があったのです。
開催場所は 「八王子セミナーハウス(設計 U研究室)

20年以上前に一度訪れたことはありますが 宿泊するのは初めてです。時間より少し早めに行き 施設内を散策。
老朽化している部分もありましたが 自然の中で 仲間と 討論したり 語り合ったりするには ちょうどよい施設です。
伝統建築の講座というと 朝早くから 夜7時まで びっしり授業があるので 前回までは眠くなってきましたが 今回は授業が面白かったのか ほぼ 居眠りはしませんでした。また 会場に行くまで知らなかったのですが この講座は 文化庁の「新進芸術家育成事業」の一つだったんです。

伝統建築技術と芸術 、大工と画家。比べると面白いですね。

大工む

2013年7月16日

農作業小屋リノベ

カテゴリー: 建築いろいろ
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南房総の三芳地区は農業の盛んな地域で 若手農家で頑張っている人が多くいます。そしてリスクを取って設備投資し より良い物作りを目指しています。
今回の農作業小屋リノベーションでは 「耐久性の向上」 「農作業の効率化」 とを目的に工事しました。

この小屋は60年程度の築年数で 石の上に載っているだけの小屋。数々の台風や地震を 乗り越えてきました 今回は ほんの少しだけ 構造補強して 未知なる台風に備えました。

新たな作業小屋に早く慣れて 使いこなしてほしいと思っています。しかし 農地面積を増やさないと生産量は増えないんだろうなあ。
大工む

2013年7月11日

家のメンテナンスについて

カテゴリー: 建築いろいろ
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町場の大工が昔から作ってきた 住宅・社寺・倉庫等は長い年月で傷みが出てきます。どうやって直したらよいか、大工同士が話し合うとだいたい同じような施工箇所方針になって行きます。
誰かに教えてもらった記憶はないのですが、親方たちと一緒に働くうちに自然に教育されたんだと思います。
一般的な木造住宅を直す知識や技術は町場の大工(近所の大工)であれば持ち合わせているはずです。
最近のハウスメーカー住宅・新しく開発された工法や建材、難しいシステムを取り入れた家は誰でも直せるというわけにはいきません。誰でも直せる家から、特殊な知識技術を持った人しか直せない家になってしまいます。近所の工務店に新築してもらっても 「アフターサービス」が心配だから、新築はハウスメーカーに頼む人多くなっているようですが。
誰でも直せる家が 一番のアフターサービスだとおもうんですけどねー。
大工む

2013年7月9日

吹き抜けを子供部屋に

カテゴリー: 内部

家族が 増えて 家が狭くなったので 吹き抜けに床を張り 子供部屋に改修しました。
13年前に新築させて頂いた木造二階建ての家です。自社で施工した家を リフォームするのは 初めての経験で時間のたつスピードに驚いてしまいます。
この家は柱や梁が化粧の真壁の家で 新建材で囲われていないので 10年たつと 良い感じになっています。 そして 柱や梁が見えているということで リフォーム工事がすごくやりやすいのです。
構造材である柱や梁が 見えているので 解体がいらないのと また 新たな構造材を入れやすいということ。壁が柱で囲まれているので 新たな壁も作りやすいのです。


子供が独立したら また吹き抜けにできるように ゆかは 簡単に取り外しができるようにしてあります。
大工む