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2014年11月24日

ヘリンボーン2

カテゴリー: 木材

板を斜めに張って どのくらい 面の剛性が 強くなったの?とよく聞かれるのですが、一般の家の屋根と比較してみると、

合板の12mmを 垂木(下地)に打ち付ける 最も一般的で 安い仕様の屋根の場合。
合板屋根の床倍率は0.7倍。
(床倍率とは? 面剛性の強さの単位)
一方、12mmの杉板を平行に張ったときの強さは0.2倍。
さらに 今回は杉板を斜めに張っているので
3倍の強さになるので 0.2×3で
杉板斜め張り屋根の床倍率は 0.6倍となります。
惜しくも 合板屋根には 及ばないのです。
しかし 長い目で見ると 杉板斜め張りの方が 信頼できるような気がするのです。10年ぐらいすると逆転してるんじゃないかなー。

そして 杉板などの 自然素材は 傷んでいるのが 目で見てすぐわかりますが、新建材は 劣化しているのが パッと見 わかりにくいのです。
そんなこんなで新建材の家は 「全部取替ようか?」とか 「取り壊しちゃおっか?」という話になっていくのです。
参考図書: 山辺の木構造

2014年11月18日

材木見学

カテゴリー: 木材 作業場にて

作業場に、お施主さんが来ました。
新春棟上げ予定です。

鹿野山からとれた材料で、つくります。
設計段階では、小さくカットされた木の見本(天井材やフローリング材など)をみて打ち合わせを進めてきましたが、
実際納材された構造材をはじめて目の当たりにしたら、こんなに立派な材料なの?とびっくりされました。
ちょっと、うれしい反応です。

(S)

2014年11月14日

ヘリンボーン

カテゴリー: 工法 外部

大多喜の家  外部作業が進んでいます。
この家は 実家が材木屋さんなので 材料を 支給してもらっています。そのため材木だけは ふんだんにあるのです。材木屋さんの倉庫に眠っていた 良材が バンバン 出てきます。

阪神淡路の震災以降「 面の剛性を強くしましょう」 ということが言われてきました。簡単に言うと 地震の時に 二階の床や 屋根面が平行四辺形に変形しないように 合板を張りましょう ということ。
その結果 床も壁も屋根も 合板や新建材で固められるような 家になってしまった。

そこで 板を斜めに 張ってみた。

床~
壁~
屋根~

これで どのくらい 面剛性がつよくなったのか?
~つづく~

2014年11月9日

手伝い仕事

カテゴリー: イベント
タグ:

近所の大工さんの 棟上げ手伝い仕事に行ってきました。腕利きの大工さんで 伝統的な建物を得意としている親方です。
今回は 昔風の長屋門の新築工事です。このような仕事はなかなかないので 楽しみながら お手伝いできました。
自分の仕事では 上棟までピリピリしていますが 手伝い仕事なので 頭の中はカラッポで かけやを振りまくりした。

よその大工の仕事が まじかに見れるので そのへんも 楽しみの一つ。 「こんなふうに するのか」という仕事がいくつかあり 勉強になりました。

2014年11月2日

解体

カテゴリー: 建築いろいろ
タグ: ,

築100年の家を 解体して 新築します。

「この家は夏は 風が抜けて クーラーなしでも 涼しく快適な家だった。」という 家主さんの言葉を 大切に 設計しています。

新築すると 冬は暖かいけど 夏も 暑い という風に なってしまうことが多いのです。理由として考えられるのは 開口部が小さくなる。 室内に 土壁のような 蓄熱体がない 等が 考えられます。

新しい家は 古い家の間取りを 参考にして 風の道を確保しています。房総は 季節によって 風の向きや強さが 違うのです。

「家を建て直したら クーラーが必需品になってしまった。」とは言われないように