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2019年10月5日

異国の木組み

カテゴリー: 建築いろいろ

サンタローがうちをやめてから もうすぐ1年経つんですね。

彼はカナダで大工をやっているのかな?

詳しいことは知らないのですが 小包が届いた。

その中に カナダの大工教科書 的な本が3冊入っていた。

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フランス語で書いてあるので 図を見て判断するしかないのですが

結構よくわかります。立体の木組みを平面で説明しているので

似たような展開図が出てきます。

サンタローが作った 木組み模型。

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これはちょっとまねできないですねー。

すごいなぁ。うらやましいなぁ。

こういうのを やる時間と気力がほしい今日この頃。

2019年9月29日

台風被害(備忘録)

カテゴリー: 建築いろいろ

台風の被害によって いろんな人からメールなどをいただきまして ご心配おかけしました。

あまり返事をしてこなかったのですが先ほど 光ケーブルもやっと開通して

ネット、テレビ、電話もつながりました。

備忘録としてブログを書いておこうかと思います。

 

台風が来る前はそんなに大きいという報道はなかったですよね。

その日は 久しぶりに海で遊んで クタクタになって帰ってきたのですが、

ラジオニュースでは 今回の台風は結構強いぞ!という報道になっていました。

現場の様子も心配だったので夕方ブラっと現場廻りをして 早めに就寝。

 

夜中の2時ごろに 自宅玄関の引き戸が 強風で家の中に飛ばされて

ガラスが飛び散っているという。

行ってみたが 風が強くて 危ないし 停電してるし

「今出来ること何にもないよね?」ということで 二度寝。

朝 5時ぐらいに 知り合いから「風で屋根がめくれたから 見に来てくれ」という電話で目覚める。

「早いなあ。」と思いつつ起きると 家の中の玄関周辺が ひどいことになっていました。

そして 庭先から作業場の方を見ると 作業場のやねが!

作業場にはお施主さんからの預かり物がたくさんあるので 雨の前に屋根をふさぎたい!

この日は作業場の屋根を解体しようとしましたが、 人力では不可能と判断し

翌日レッカーで屋根解体。

 

作業場の屋根が治った頃 暑さでみんなダウンしてしまいました。

台風の後フェーン現象で 連日35度くらいありましたからしょうがないですね。

ぼくは日陰から指示出ししていたので 大丈夫でした。

災害復旧に必要な物資が全然なくて ブルーシートもないので

森田さんと 土嚢袋つくりでもしておこうか。  ノルマ100個/人。

土嚢袋を作ったのは 24年前の阪神・淡路大震災以来で、

その時は主に瓦の下の土を入れていました。多分1000とか2000とか作ったと思います。

軽トラが動かなくなる寸前までギュッと積んで走ってました。

 

5日目くらいに 近所の建材店にブルーシートが入ったと連絡がきたので 瓦のずれた家を回る。

屋根のブルーシートも淡路で張りまくってきたので だいたいやり方はわかっっていました。

 

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停電がずっとつずいていましたが 水は出たので うちはそんなに大変ではなかったです。

毎日BBQで 子供も喜んでいましたし 冷蔵庫の中のものが4日目くらいまで大丈夫だったのです。

ぼくは暑いのに冷たい飲み物がなかったのが 辛かった。冷たいビールとか。甘えん坊ですね。

 

そんな時に 仕事仲間の 松延さんが 氷と焼酎をもって 駆けつけてくれた。

夜も飲んだくれて リフレッシュできました。

 

テレビで見た人も多いかと思いますが

館山の「海紅豆」という旅館の屋根が派手に飛ばされて 一躍有名になってしまいました。

海紅豆との付き合いは 17年前からで、「暇なときにリフォームしてくれ」と頼まれて、

2,3年に一回くらいの頻度でリフォームしてきたのです。

外部をリフォームするほどの予算はなかったのですが

今回けが人が出なくてほっとしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年9月5日

上棟しました。

カテゴリー: 現場だより

「三坂の小民家」上棟しました。

このプロジェクトには 設計の高木さんとお施主さんの山口さんが

現場見学会に訪ねてきたところからぼくも合流しました。

その半年前から 高木さんは材料を山で調達する段取りをスタートさせていて

「皮むき間伐」という 聞いたこともないような方法で 木を乾燥させ 建築材として

使える状態にしてくれていました。

 

間伐材が切り倒された山に案内されての第一印象は

「けっこう長い。しかも太いのもあるじゃん。」ということ。

 

でもこんな間伐材を どうやって使おうか?

製材して角材にしちゃうと細くなって いいところが全部なくなっちゃうので

 

方針1 このまま使う(丸太のまま)

そして 高木さんや山口さん 大勢の仲間の労力を 無駄にするわけにはいかないので

方針2 皮むき間伐した木は 全部使おう

と山の中で 2つの重要な方針が決定しました。(僕の心の中で)

Yoshiko Tamura

今日, 現場に この木を植えた おばあちゃんが訪ねてきてくれた。

「この木は 33年前に私が植えたのよ。」ということです。

樹齢33年って かつて経験したことのない若木です。

ぼくが 高1の時に植えられた木で、つい最近じゃないですか!

 

 

 

2019年8月24日

夏の総括

カテゴリー: 建築いろいろ

今年の暑さはそうでもなかったから 良かったんですが
夏の「事務所グリーンプロジェクト」は残念な結果となってしまいました。

思うように育ってくれない植物。

中から見ると ちょっと寂しい

 

ゴーヤとか朝顔とか初心者向けの植物も 混ぜておけばよかったかな

とか

あの土留は もうちょっとカッコよく考えておくべきだったな

とか

と反省の多いプロジェクトでした。

「事務所グリーンプロジェクト」とは?
事務所の屋根の上に土を乗せて 断熱しつつ 南房総の季節の花を植えて 殺風景な事務所にに季節感を漂わせる。
そして 窓の下に 大きなプランターを置いて 夏の太陽光を遮りつつ
ブドウ イチジク パッションフルーツ、ブルーベリーなどの果物を窓際に植えて
実が熟したら 打ち合わせ中などに 食べるという計画。

南房総は 冬の菜の花の黄色がきれいなので

ちょっと涼しくなったら 事務所屋根に菜の花を植える予定です。

 

今日の作業場

モックアップ

内装に土を塗る計画があり 竹小舞は大変なので 木ずりで計画中。

木ずりを太くしたり 空きを大きくしたり 大丈夫かな?

昔ながらの 土壁を 内装材として 使ってみようという試みです。

出来るだけ分厚く塗りたいので 木ずりの厚みは 15mm!

 

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2019年8月6日

ことばとかたち

カテゴリー: 建築いろいろ

丸太に丸い穴を空け、三角勾配に削り、四角い穴を穿つ。

という◯△□加工を延々と繰り返していると、

多量の汗の噴出と共に、僕の脳内youtube はとある曲をエンドレス自動再生し始めました。

くるりの“ことばはさんかく こころは四角”という曲でした。

そして、なぜ言葉は三角で、心は四角なのだろう?

という思索に陥り、丸太をひたすら加工し続けた、

5日目の朝、快便と共に1つの答えが出ました。

“ことば”というものは、“ことば”になった時点で、

“ことば”にはならなかった、”ことば以前”、“ことば未満”のような何者か達はあふれてしまう。

そして、“こころ”という四角い“かたち”の中には、無数の三角、つまり“ことば”があり、

“こころ”というものを表すには、その無数の“ことば”が必要で、

さらに“ことば”にならない無数の“かたち”がある。

だから、“まあるい涙をそっと拭いてくれ。”

という結論に至りました。

私は一体何を言っているのでしょうか?

そして、今日も私は“ことば”の海に溺れ、“かたち”の中に棲むのです。

嶋根

2019年7月18日

点と点

カテゴリー: 建築いろいろ

螺旋の次は大量の丸太が梅雨空と共に到来しました。

それらは、太いのや細いものがあれば、よーく曲がっていたり、とても長いものもありました。

このままで煮るにも焼くにも調理のしようがありません。

にんじんの皮をピーラーで剥くように、まずは電気ガンナで水平面を削り出します。

次にその水平面に点と点を結びます。

かの有名なスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチの1つ目の話です。

The first story is about connecting the dots.

まる、さんかく、しかく。
曲がったり、ねじれていようが構わない。

蜘蛛の糸のような細く、強い線を点と点に繋ぎます。

Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something ― your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.

あっ、いや、話を盛りすぎました。

そんな大した話ではありませんでした。

しかし、点と点を繋ぐ。
とても重要な作業です。

嶋根