去年の9月から月一回、土曜日に「木造住宅設計実践講座」というものを受講している。
先週末、その第8回目の講義と次の日曜日に校外授業と称して、飯能の材木店にて木材と構造の講義があったので参加して来た。
土曜日の講義は「開口部・建具」というテーマであった。
外部、内部の開口部の取り方、その建具の開閉方式、種類、大きさ、デザインの選択に気を配ったほうがよいとのことだった。
言葉で言うのは簡単だが、実際に考えると、「うっっっ・・・」
それを図面にするとなると「ぬっっっ・・・」という感じである。
日曜日の校外授業では、材木屋の土場にある、玉切りされた丸太や桟積みされた木材の説明を受けた。その量に圧倒されたが、天然乾燥をしたものから出していくとなると相当量のストックを持っていなければならないらしい。そりゃそうだけど・・・。
普段、使わないような木材の話を聞くことや、見ることができたのも、それだけで得をした気分である。
また、実際に設計士が施工した建物のスライドを見ながらその説明を受けたのだが、木の組み方、見せ方は人それぞれ、いろいろあるのだなと参考になった。
日々の仕事から得ることは沢山あるが、建築に携わる、日常接することのない人から話を聞くことからもまた、得る物が沢山あることに気づいた。
これからも極力、いろいろなことに参加していきたいと思う。
(大工シ)
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