古民家の現場が 終わりましたので 内覧会をします。興味のある方は 連絡してください。
11/19(土)10:00~14:00 現場は村上建築工房 事務所から車で10分ぐらいです。
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この現場はいろいろ困難がありましたが 現場に2トンダンプが 入れないというのが 結構大変でした。
基礎屋さんも現場を見て 忙しくなってしまいましたので 大工施工の基礎となりました。
古民家の直し仕事は 木組みが弱くなるような変更は 禁じ手となっています。例えば 柱を抜いたり 梁を取ったりは 極力しないようにしています。180年倒れずに立って来たという事実を 尊重してのこと。この現場は 180年前の木組と 昭和35年ころの屋根替え工事の整合性が とれていなかったので どっちかを選択すしかありませんでした。180年前の木組みを尊重し 昭和35年の工事を修正して 全体としては 納まったかなと思います。
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屋根は 昭和35年に葺いた 地の瓦を 再利用しています。 一度全部おろして チェック、掃除、釘穴あけ。割れたりした瓦は交換して 葺き直しました。古瓦を再利用しているので 工事代金安くなりそうですが 手間が・・・・。 しかし 新しい瓦で このような味は だせんわな。
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