河井寛次郎 仕事のうた

先日 京都に 遊びに行って 河井寛次郎記念館の前を 偶然通りかかった。

学生の時以来久しぶりなので 中へ。

今回特に気になったのが

「仕事のうた」という この詩

仕事が仕事をしています

仕事は毎日元気です

出来ない事のない仕事

どんな事でも仕事はします

いやな事でも進んでします

進むことしか知らない仕事

びっくりする程力出す

知らない事のない仕事

きけば何でも教へます

たのめば何でもはたします

仕事の一番すきなのは

くるしむ事がすきなのだ

苦しい事は仕事にまかせ

さあさ吾等はたのしみましょう

とこんな 河井寛次郎の詩があるのですが

どうしても この詩の 「仕事」という所を

「職人」に置き換えて 読んでしまうんですよね。

そうすると この詩の最後の部分が

苦しい事は 職人にまかせ

さあさ吾等はたのしみましょう

となって 後味の良くない 詩となってしまうのです。

ま、たぶん 間違った解釈です。

「暮らしが仕事 仕事が暮らし」

と言っていた人ですから。

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