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消耗品
築60年ぐらいたつと、家はいろいろなところが傷んできます。チョコチョコといじったほうが、ストレスなくすむことが出来ます。敷居がすりへってくると建具がスムーズに動かなくなったり、隙間風が入ってきたりします。住人は、「家が傾いたのでは?」と... -
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スケッチメモ
白浜の家外観をスケッチしました。 外回りは2階の杉板を張り終え、1階左官の下塗りを1度行っています。 スケッチをすると、より現場状況や先輩方や他の職人さんの仕事をしっかりと観ることができるのではないかと考えました。 今回は外観のスケッチですが... -
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木を刻む
姉ヶ崎の家の模型つくりが終わって、部材同士の納まりを検討します。折置き組みという組み方で 柱のホゾが複雑になりますので 間違いのないように気をつけます。 プレカットの場合はコンピューターが考えてくれるので必要のない作業です。 構造材を化粧... -
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現場便り
工事が進むと、作業場での造作材の加工が一時より増えます。階段材が加工されています。現場は、外壁の杉板、内部の床板が貼り進められています。白浜の家は大きな開口部がたくさんあり、海の音が自然と耳に入ってきます。暖かくなる頃には、このリビング... -
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現場にて
それぞれの現場には、現場責任者がいます。 富浦の家にも、棟梁兼現場責任者がいます。 現場の中で一番目立つところに、 図面、カレンダー、やることを箇条書きにしたメモが貼られ、毎日の仕事をひとつひとつこなし、それが大きな物となり、出来上がってい... -
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大工の一分
「あの野郎、一分の隙も無ぇ」こんなセリフ、時代劇やチャンバラ系の映画などが好きな方なら一度は耳にした事があると思います。「一分の隙も無い」というと、まぁほとんど隙が無いんだろうな。。。なんて皆さん思われるかもしれませんが、1959年に尺貫法...