最近は 大工が住宅を設計して 自分で作る ということは 本当に少なくなってきていると思います。一昔前は 普通に行われていましたが その地域はみんな 同じような家(間取り) でできていたために成り立っていた部分もあります。 設計していたというよりは ある一定のパターンをアレンジすることによって 成り立っていたのだと思います。
設計と施工が 分業になって 設計するのは設計士 作るのは大工となっています。 こんな分業が 大工の 「ものを作る」という能力も 少なくしているような気がしています。
そこで職人設計ワークショップ を開催するべく アトリエ ハル の 二宮さんに 講師をお願いしました。
実際のお敷地を使って 設計します。実際のお施主さんもいます。(ありがとうございます)
第一回目(1/11) まずは 人の話を よく聞くことからです。 施主の要求を 自分の都合の良いように 解釈しないこと。敷地あっての 建物であるので 敷地の特性を 考えよう。
第二回目(2/11)は 自分が考えてきたプランを 発表。みんなで講評し合って 修正しました。みんな自宅に似てないかい?
勉強の後は 懇親会。ケータリング料理は米山さん
次回、第三回目は 模型を作って プレゼン。発表会。
これをワンクールにして 何回か勉強すると 力がついてくるんじゃないか?(大工が物を作る能力)