浜田山の家

壁面いっぱいの本棚が構造体に

本棚が柱であり、耐震壁でもあるというちょっと変わった構造の家です。構造設計者と綿密なやりとりを重ねながら、設計者のアイデアをどのように「木の仕事」で実現するか、任されました。天井までの一面の本棚が、高い所では5mもある、広々とした空間ができました。

設計:アトリエハル
施工責任者(棟梁):長谷川康孝
写真:北田英治

hamadayama_01
急勾配の三角屋根が突き上げる印象的な外観です。東京都内の狭小地で、たくさんの本の収納と家族の望む生活とをどのように実現するかという、ハードルの高い課題に、設計者、構造設計者、工務店の三者が、それぞれの職分の知恵を出し合いながら、取り組みました。

hamadayama_02
模型で見るとこんな感じ。右手前、左奥の壁は、一面の本棚となっています。

hamadayama_03
本棚が構造壁にもなっているので、棟上げの時にすでに本棚が組み込まれています。この本棚壁の上に小屋梁や床梁が載ります。

hamadayama_04
2階のリビングダイニング。本棚の合間に窓があります。丸く飛び出しているところは、テレビ置き場となります。棚板の総枚数は300枚以上!

hamadayama_05
玄関。2階の手前に張り出した物干用のベランダが、玄関扉を出たところの雨よけにもなっています。

hamadayama_06
階段を上るところから、壁側はすでに本棚に。

hamadayama_20
2階のリビング。壁の本棚にびっちりと本が。高いところで5mあるので、はしごがかかっています。

hamadayama_08
リビング階全体を、ガラス窓の面から見たところ。キッチンとダイニング、子どもの遊び場がオープンにつながっています。

hamadayama_09
本の館の夜景。


施工例

  • 吉井の家1

    吉井の家

    終の棲家として過ごす場所を設計からかかわった物件。ひとと材料と仕事(労働)が作り上げた家ともいえるだろう

  • 白浜の家

    力強い梁が直交する吹き抜け空間

  • クリフハウス

    海を望む風景との一体感を

  • 姉崎の家

    木組みと土壁の魅力

  • 館山の家の離れ

    こじんまりとした開放的な離れ

  • 千倉の古民家再生

    古民家が 住みやすく生まれ変わる

  • 浜田山の家

    壁面いっぱいの本棚が構造体に

  • 鋸南の家

    セルフビルド応援の試み

  • 平砂浦の家

    海を楽しむ家!

  • 和光の家

    黒い板塀の棟が連なる家

  • 八幡の家

    すっきりとシンプルに暮らす

  • 狛江の家

    瓦屋根と土壁の家

  • 鎌倉の家

    2階に明るい生活空間を