館山の家の離れ

こじんまりとした開放的な離れ

施主の希望により、堀辰雄が亡くなる直前に建てた書庫を参考にして建てた、数寄屋風のこじんまりとした石場建ての離れを作りました。外国からのお客様を泊めることもあり、日本建築の良さを小さな空間に凝縮させています。

設計:村上建築工房(村上幸成)
施工責任者(棟梁):村上幸成

tateyama_01
裏山に続く庭の眺めのいいところに、平屋の離れをつくりました。

tateyama_02
和室の南西に濡れ縁がまわり、数寄屋風の銅板屋根のある庇がついています。障子やガラス戸を戸袋に引き込めば、このように庭と一体になった空間を楽しむことができます。

tateyama_03
障子を閉めるとこんな感じになります。瓦屋根、銅製の庇、杉丸太の桁や棟木、古材を使った戸袋がついた、小さいながらも瀟洒な家です。

tateyama_04
民家らしい感じを出した木組みの梁と、鮒底天井や床の間の数寄屋風とを、バランスよく織り交ぜました。

tateyama_05
和室から見た濡れ縁の隅の風景。縁側がないので外との一体感があり、開放的な感じです。

tateyama_06
北東の角にある風呂場。裏山の緑を眺めながらゆったりとお風呂に浸かることができます。

tateyama_07
上棟前に、作業場で和室天井部分の仮組をしてみました。

tateyama_08
上棟して屋根がかかったところ。シンプルで明快な木組みです。

tateyama_09
屋根に瓦が載りました。新築ながらも、里山の風景に融け込んでいます。


施工例

  • 吉井の家1

    吉井の家

    終の棲家として過ごす場所を設計から係わる。ひとと材料と仕事(労働)が作り上げた家ともいえる

  • 白浜の家

    力強い梁が直交する吹き抜け空間

  • クリフハウス

    海を望む風景との一体感を

  • 姉崎の家

    木組みと土壁の魅力

  • 館山の家の離れ

    こじんまりとした開放的な離れ

  • 千倉の古民家再生

    古民家が 住みやすく生まれ変わる

  • 浜田山の家

    壁面いっぱいの本棚が構造体に

  • 鋸南の家

    セルフビルド応援の試み

  • 平砂浦の家

    海を楽しむ家!

  • 和光の家

    黒い板塀の棟が連なる家

  • 八幡の家

    すっきりとシンプルに暮らす

  • 狛江の家

    瓦屋根と土壁の家

  • 鎌倉の家

    2階に明るい生活空間を