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2018年7月28日

屋根仕舞いと指金術

毎年 屋根下地工事は 7月中頃からお盆までは 避けれたらなぁ と思っています。

しかし  工程通り 粛々と 働いていたら あの40℃近い気温の日が

屋根の上での作業となってしまいました。

 

屋根の上は 地面にいるより 暑いのか? 涼しいのか?

と子供に聞かれましたが「太陽に近いから暑いよ」と

 

大工道具の中に指金(さしがね)という 長さを測ったり 直角の線を書いたりする定規があります。

その使い方には 奥深い 難しい使い方があり指金術、とか規矩術とか言ったりします。

 

屋根など 斜めの部材の寸法を測ったり 斜め材と斜め材が ぶつかる仕口は

平面で考えても うまくいかないので 指金特有の寸法の出し方を使うのです。

この指金術 めったに使うことはなくて 一年に一回か二回程度 しか使いません。

ので 仕事が終わるとすぐ忘れてしまい 次の仕事の時にまた教科書を出してきて勉強するのです。

この屋根には この指金術が使われています。部材が大きいので

少しの誤差が大きく拡大してしまいます。

 

 

ちなみに 大工の一級技能士の実技試験は いまだに 指金術の試験のみです。

 

2018年5月22日

南房総広告のレスポンス

カテゴリー: 建築いろいろ

~食器から大規模建築まで~ の広告を出して 初のレスポンス。

 

電話で「 南房総の広報見ました。」という うれしいお言葉。

 

古いテーブルの修理です(相当古いはず)

 

この仕事は ぼくらのところに来てよかった 部類の仕事だろう。

こんな仕事でやっちゃいけないのは ボンドでくっつけちゃうような修理。

 

天板と胴がコミセンで緊結され 胴と足は アリで つないであります。

壊れている原因も木の縮みと 木の割れで 構造も単純なので

修理方針もすぐ決まりお仕事開始。

 

分解しやすいように コミセンも一工夫。

なかなか ないようなものなので 大切にしてください。

 

次の修理もできるように 修理しておきました!

 

 

2018年3月15日

お知らせ

カテゴリー: 建築いろいろ

 

バタバタしていて お知らせが おそくなってしまいましたが、3月14日から 21日まで 研修旅行で 留守にしています。

長谷川さんと鈴木さんが 現場と事務所を 死守していますが

多分手が回らないと思いますので、お急ぎでない場合は

3月22日以降で お願いします。

2018年3月9日

木造倉庫

カテゴリー: 現場だより

そういえば 小さな 倉庫や車庫を木造で

と頼まれるのは 少なくなってきました。

館山で作っている倉庫。結構大きい。

 

ホームセンタ―に結構大きいものまで売っているからですかね。

木造で作ると 良い点が二つ

・長持ちすることと 傷んでも修理することができること。

・敷地内の景観を損なわない。母屋と外壁を統一したり、高さやボリューム感を抑えたりできること。

長い目で見ると 得ではないかと考えます。

白浜の家の車庫 外壁を母屋とお揃いに

 

小屋ブーム?と言われてますが ぼくらもそれには なにか提案したい。

 

2018年3月5日

富津の家 完成!

カテゴリー: 建築いろいろ

完成見学会に来ていただきありがとうございます。

お施主さんであるガラス作家の 田中さんの展示会との共催であったこともあり 沢山の方に来ていただきました。

ぼくも 養生が取れてから 見学会の朝 初めて見た「富津の家」は すごく素敵で 遊び心のある家だなぁ と少し感動。

「大工がまじめに作りました」という枠からは完全にはみ出してる。設計の長谷川がナイスな仕事をしたんだね。

作家である田中さんのセンスが 入っていのはもちろん。特にこれ。

プリズムガラス。夕方の西日を虹色に変える。コルビジェへのオマージュ by 田中雅樹

 

この家は ぼくの古材コレクションから 古建具を15本使いました。娘を嫁に出す気分。

特にこの そろいの 12本の建具は思い出深い。

浦和の同級生の実家で昭和3年に建てられた住宅についていました。

状態もよく 10年間以上保管。そろいの12本で使える場合以外は 嫁に出す気はありませんでした。

この古建具を田中さんに託し 高さ寸法や間取り 柱位置など 家の大きさを 建具に合わせて決めたといっても言い過ぎではありません。

二間続きの和室は 少しパブリックに使う予定。

 

 

リビングは 解放感があり その奥には 書斎スペースがあります。「冬は 寒いんじゃない?」 という意見も チラホラありましたが

「解放感と暖かさ」相反する場合が多いのです。どっちもとるのは お金がかかる。

冬は 少々寒くても 解放感のあるリビング という選択をしたのです。