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2019年9月5日

上棟しました。

カテゴリー: 現場だより

「三坂の小民家」上棟しました。

このプロジェクトには 設計の高木さんとお施主さんの山口さんが

現場見学会に訪ねてきたところからぼくも合流しました。

その半年前から 高木さんは材料を山で調達する段取りをスタートさせていて

「皮むき間伐」という 聞いたこともないような方法で 木を乾燥させ 建築材として

使える状態にしてくれていました。

 

間伐材が切り倒された山に案内されての第一印象は

「けっこう長い。しかも太いのもあるじゃん。」ということ。

 

でもこんな間伐材を どうやって使おうか?

製材して角材にしちゃうと細くなって いいところが全部なくなっちゃうので

 

方針1 このまま使う(丸太のまま)

そして 高木さんや山口さん 大勢の仲間の労力を 無駄にするわけにはいかないので

方針2 皮むき間伐した木は 全部使おう

と山の中で 2つの重要な方針が決定しました。(僕の心の中で)

Yoshiko Tamura

今日, 現場に この木を植えた おばあちゃんが訪ねてきてくれた。

「この木は 33年前に私が植えたのよ。」ということです。

樹齢33年って かつて経験したことのない若木です。

ぼくが 高1の時に植えられた木で、つい最近じゃないですか!

 

 

 

2018年12月14日

けやきの一枚板

カテゴリー: 建築いろいろ

東京生活も ほぼ終わりに 近づいてきました。

6月ごろに始まった都会暮らし。

初めは 「夕方 仕事終わったら 映画見たり ライブ行ったり 」

と楽しい生活を 思い描いていましたが

終わってみると 忙しくて それどころではなかった。

飲み屋に行く回数が増えたくらいで 終わってしまいました。

 

 

キッチンの天板を木でつくるというのは何回か やっていますが、

一枚板で というのは 経験がありませんでした。

 

まあ とにかく 材料を探さないと

長さ4m 巾90㎝の板を いろんな人に声をかけて探したのですが

その大きさの板は見つからなかった。

 

そういえばと 富津の山田さんが持っている ケヤキのことを思い出した。

 

そのケヤキは 10年くらい前 山田さんが切り出した木で

土場(どば)の一番目立つ場所に転がしてあった。

その道端を通った大工が 思わず車を止めて見てしまうほどの大木でした。

「富津にこんなデカい 木があるんだね」

とちょっとした話題になったほどです。

 

 

 

3年間ぐらい そのまま放置されていましたが

時期を見計らって製材し、工務店や大工たちに声をかけた。

「買わないか」と。

でも買える人がいなくて 倉庫の中で ゆっくりと 出番を待っていました。

この木を 4m 巾はシラタ部分を除いて85cm 厚み 6cm

に製材してもらい 今回の現場にぴったりの 寸法が取れました。

 

 

btr

 

このシンクの穴をどっちに開けようかは だいぶ悩んだんですよねえ。

節を隠す位置に開けるか

天板が変な変形しないような位置に開けるか・・・。

 

最終的に この位置に開けたのですが 結果は1年後くらいには出ているでしょう。