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2016年11月17日

古民家完成内覧会

古民家の現場が 終わりましたので 内覧会をします。興味のある方は 連絡してください。

11/19(土)10:00~14:00 現場は村上建築工房 事務所から車で10分ぐらいです。

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この現場はいろいろ困難がありましたが 現場に2トンダンプが 入れないというのが 結構大変でした。

基礎屋さんも現場を見て 忙しくなってしまいましたので 大工施工の基礎となりました。img_5450

古民家の直し仕事は 木組みが弱くなるような変更は 禁じ手となっています。例えば 柱を抜いたり 梁を取ったりは 極力しないようにしています。180年倒れずに立って来たという事実を 尊重してのこと。この現場は 180年前の木組と 昭和35年ころの屋根替え工事の整合性が とれていなかったので どっちかを選択すしかありませんでした。180年前の木組みを尊重し 昭和35年の工事を修正して 全体としては 納まったかなと思います。

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屋根は 昭和35年に葺いた 地の瓦を 再利用しています。 一度全部おろして チェック、掃除、釘穴あけ。割れたりした瓦は交換して 葺き直しました。古瓦を再利用しているので 工事代金安くなりそうですが 手間が・・・・。 しかし 新しい瓦で このような味は だせんわな。

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2014年6月14日

引き渡し

カテゴリー: 建築いろいろ

丘の上の家の引き渡しが行われました。

自社設計の物件でしたので、弊社事務所での初打ち合わせから、設計、刻み、上棟・・・竣工まで、
間接的なかかわりでしたが、施主様との打ち合わせを背中で聞き、数か月にわたった設計の進みをみていて、
お施主様持ち込みの個性的な木製建具や照明をどう取り入れるかとか、屋根のイメージを何種類も考え模型化したりとか、ほんとよく考えられて完成した住宅だと思います。

少し事務所からは離れた現場でしたので、建設中も上棟から数えても数回しか見ることができませんでした。
引き渡し前の最後の雑工事のときにお邪魔したのですが、
実際見ると、こじんまりながらも、重すぎない片屋根、高すぎない天井、個性的な でも主張しすぎてない古建具、アルミサッシの位置・・・・いいですね。
きょうも担当者と先輩大工が、尽きることのない施工談義をしていました(建具枠のおさまりや外壁の貼り方など、聞いたらそうかと思うことですが、施工者も常にこんなことまでかんがえているのかっ!と感心と感動)。
私も住みたいなと思います、手前味噌ですね。

弊社では、
若手の担当者が設計からかかわり、現場の管理も一貫して行います。それを現場で経験のある大工が支え、一つの物件を完成する形をとっています。

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2014年5月30日

丘の家できました!


ついに完成しました!
今年の年始に上棟した丘の家がついに竣工しました!
今回はよその設計事務所の設計を弊社で施工するという形ではなく、弊社で設計から施工まで全て行いました。基本設計を始めたのが、なんとなくですが一昨年の冬くらいだったと思うので、足掛け1年半くらいこの住宅造りに携わってきた事になります。30坪足らずの小さめのお家なので、それにしては長いことかかってしまったなあ、と思うのですが、その甲斐あって、小振りでも密度の濃い、かわいい住宅ができました!
今回の住宅の特徴は、なんと言っても古建具やアンティークの照明器具が使われている点です。
御施主様がお好きで収集されていて「これらを使えるように設計して下さい」と言われました。かなり雰囲気のある建具だったので、「お、いいな!」と思うのと同時に、間取りをこれから考えるという状態で、しかも小振りな住宅の中に、蔵戸、3枚引きや引き分けの建具を入れこんで設計していく難しさを感じていました。

事実、設計を進めていくと、どーしても建具が上手く当てはまらなかったり、納まりが悪かったりでかなり考えこみました。
現場の監理をしつつ予算の事を考えながら工事も自らの手で行っていると、こだわり過ぎて時間がかかってしまったりすると、かなり焦ってしまったりしますが、そこは妥協せずにじっくり作った甲斐がある、良いものができたと思います。手前味噌になってしまいますが、自分でも「住んでみたい!」と思えるものができました。
一緒に良いものを作ろうと頑張ってくれた協力業者の皆さん、ありがとうございました!
そして何よりこの工事の機会を与えて下さり、一緒に長い間考えて下さった御施主様、よくぞ弊社を訪ねて下ったと感謝致します。ありがとうございました!!


2013年9月9日

熱海別荘解体

カテゴリー: 木材
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知り合いに
「熱海にある 別荘を解体する予定だが 解体前に 使えそうな材料を 取り外してほしい」 と頼まれたのでさっそく 熱海の別荘に行ってきました。

この家は 昭和15年に建築された 和風建築で1階は 書院風 2階は数寄屋風の 建物です。庭は手の行き届いた和風庭園。

水屋 茶室などもあり 

昭和15年というと 戦時色が濃くなり 贅沢はできない時代背景もあり 建築材料としては 驚くほどの良材はは使われていませんでした。 全体のメインの化粧材は松の柾 (玄関回りや 座敷の柱、 床の地板 ローカのフローリング等)でした。また床柱や 床板には 貼り物も使われていて 新築当初から 貼り物だったのか 後からリフォームして そのようになったのかは わかりませんでした。


木は古くなっても 材料としては 価値が下がるわけではありません。 古いまま使ってもよいし 削って新材同様にして 使うこともできます。 古い木は 狂いも少ないという良い点もあります。今回取り外した材料を使って 小さな家を建てる予定です。
大工む

2012年7月27日

経年変化

カテゴリー: 木製建具

久しぶりに訪れた 館山の家離れ。いい雰囲気に 経年変化していってます。

新築6年目とは思えないほど 庭の風景の一部に馴染んでいます。アルミサッシではなく、木製建具にしたからかな。 木製建具は気密性が劣りますが 良い所たくさんあります。

2008年11月24日

古建具の利用

カテゴリー: 木製建具
タグ:

以前取り壊した昭和初期の住宅に使われていた欄間を寸法を直してリフォームの現場に再利用しました。

鳳凰の透かし彫りがされています。汚れなどを落とし、寸法を直して現場で取り付けました。


傷が残っていても、色が経年の変化で変わっていても、不思議なことに汚れさえ落ちればまたそれなりの味わいのあるものにかわりました。<S>