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2021年7月19日

古民家をリノベーションして宿泊施設へ

カテゴリー: 現場だより
We renovated a old house and change to accommodation

築80年の古民家を リノベーションしました。担当は椎野さんと小川さんです。

 古民家は一般的に田の字プランが多く各部屋が廊下を介さずに隣り合っていて、このままでは宿泊施設としてはちょっと使いにくいのです。隣の部屋を通てトイレに行くとか、 食堂に行く、となってしまうので うまい間仕切りやローカが必要になってきます。 

open room and wooden partition

 うまくいったかな? 左が間仕切りローカで 右が客室となります。間仕切り建具を開け放すと大きな一部屋になり 間仕切りを閉じると個室になります。

 水廻りは 清潔感のある 最新の設備です。古民家の宿と言っても この辺りは外せません。

Guests cook by themselves

富津市にある ㈱丘の鐘撞社さんが運営する予定です。ぜひ活用してください。

2021年3月12日

古民家リノベーション完成見学会

カテゴリー: 建築いろいろ

去年の春くらいから古民家のリノベーションをしていました。担当大工は長谷川さんを中心の 鈴木さんとコウ君。

古民家の工事をする場合 どこまでやるの? ということが重要になってきます。設計というよりは 話し合いを重ねて妥協点を探る作業。

ビフォー
アフター

ぼくは 古民家は「ほどほどに 直すしかないんじゃないか」。と思っているので、 今回も ほどほどのリノベーションとなっています。

長谷川さんとお施主さんが目指した「ほどほど」とはどの程度なのか。ぜひ見に来てください。特に基礎工事は知恵を絞りましたねー。

日時 3/20(土)10時~16時 

場所  電話又はメールでご一報ください。案内図をお送りします。

(有)村上建築工房 0470-20-6097 info@muraken5.com

2020年11月4日

たたき土間 再施工

カテゴリー: 建築いろいろ

お施主さんの友達や設計士さんの協力を得て 施工した 三和土(たたき)土間が うまく固まりませんでした。(悲)。

叩き足りなかったのか 配合が悪かったのか 表面がパサパサして埃っぽいのです。

かなりプリミティブな方法で 施工したのが よくなかったか。家の中で耕運機をかけたのは 最初で最後になりそうです。

畑を耕すように家の中で耕運機を使う設計士Tさん。この後叩いてみるがうまくいかず。

やり直しというのは結構大変なもんで 壊すところから始めなければなりません。

今回のやり直す土間は  宮下空君にお願いすることにしました。

空君は 土と石灰とにがりを きちんと計って配合し サンプルを作ってきてくれました。

作業場で ちょっと大きめのサンプルを 作って 配合や容量を確認しました。

今回はうまくいきそうです。

btr

土間施工日は 再び みんなが集まってくれて 一日中土間をたたいてくれました。夕方には 粘土は上に浮いてきて 素足で歩くと気持ちの良い土間に仕上がりました。

2019年2月9日

屋根替え

カテゴリー: 現場だより
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屋根に葺く瓦は 耐用年数が最も長い建材の1つです。

 

しかし 寿命はやってきます。

 

瓦の下地が傷んで 瓦がずれる。

瓦自身がもろくなる。

塩で溶ける。

 

今回の牛小屋は 瓦のずれが原因で雨漏りしていたが

瓦自身が もろくなっているので おろして葺き直すより

「板金屋根にした方が 良いんじゃないか。」

 

ということで 板金屋根に葺き替えることに なりました。

地の和瓦は 廃棄処分にするにはもったいないので

割らずに ラクレーンを使って丁寧に下す。

色がいいんですよね。どこかで 使えないかな。

 

築80年ぐらいなので 瓦の下に大量の土が置いてあります。

土の量は 半端ないです。瓦の重量超えてます。

瓦の下は 杉皮の防水。まだまだ効いてます。

 

 

個人的に好きな風景で 80年ぶりに 光が差した納屋。

でもすぐに閉じられちゃって 元の薄暗い納屋に。

ほんとに短い間だけの美しさで お施主さんも この景色 見れない人が ほとんどです。

 

 

板を斜めに張るのが ブーム。

古い家は 特に斜めに張りたくなってきます。

すじかい効果があると期待しています。

 

「どのくらい丈夫になっているのかな。」

「ほんの少し。」

としか言えません。

 

 

 

 

 

 

2017年11月20日

リフォーム5年目

カテゴリー: 建築いろいろ

農家の古い家の修理をして 5年目。

その家を 稲刈りの収穫祭で訪れました。

家のどの部分を修理したのか 記憶をたどらないと思い出せないくらい

新しく付け加えた材料と 古い材料に 違和感なく 納まっていました。

まだ使えそうな古建具などを 新しいものに 取り替えなくてよかった。

古い柱を ボードで隠して クロスを張るというお決まりの

リフォームにしないでよかった。

 

安易にユニットバスを おすすめしないで よかった。

 

 

2016年5月12日

工期が遅れてしまう理由

カテゴリー: 現場だより

古民家の改修現場も やっと先が見えてきました。20160512

このような現場は 工期が予定どおり順調に 進むことは まずありません。(ごめんなさい)
しかし、遅れているからといって 急いではいけません。目の前にある仕事を たんたんと こなしていく感じでよいのです。
山登りに似ていますね。 ある時突然 山頂が見えたりして。
遅れている理由(言い訳)をいくつか 挙げておきます。
古民家は 材料の断面が 四角ではないので(丸みといいます)、それに合わせて 丸く切りらないと おさまらない部分がでてきます。(ひかりつけといいます。)この作業が 結構手間くいです。20160512-2

もうひとつ 挙げると 古材には 過去様々な 修理がなされていて その痕跡を 目立たなくする作業が必要になってきます。(埋め木といいます)20160512-3

この埋め木をしないで 古い柱を 新材で隠してしまうと 仕事が速く進みますが  そういう方針で 工事を進めていくと 全部新しくなってしまい 新築のほうが 良かったか? となりかねません。