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2017年3月14日

永福の家

カテゴリー: 現場だより 木材

永福町の家 地鎮祭から屋根防水工事 まで。

設計は浜田山のアトリエハルさん。

地鎮祭は 神主さんが二人来てくれていつもより ゴージャスな地鎮祭となりました。。年長の神主さんが 年下の神主さんに 仕事を教えているようでした。

基礎工事 阪神の震災以来 基礎は頑丈になり続けています。設計事務所の設計となると 構造設計者もペアで設計者として加わってくるのでなおさら 頑丈になってゆきます。予算の厳しい時でも この部分には誰も口を出せない 聖域となっています。

上棟後 屋根仕舞い(防水)室内側からの 見上げ。

ぼくの現場は 「ちょっといいよね」 という一コマ。

ひと手間かけたい

知恵を絞りたい

木を信用したい

 

 

2016年8月12日

経年変化

経年変化で よくなる とか 飴色になっていく とか言いますが。一般の人にはいまいち ピンと来ないんじゃないかな。良い実例がありましたので以下に。

自宅は 中古住宅を少しずつ修理しながら 住んでいるのですが、 床も 少しずつ張り替えています。 ちょっとずつ張り替えているので 変化がよくわかります。 20160812-2写真右側が8年前に 張り替え杉の床板。左側が2年前に張り替えた杉の床板。
8年前の方は 飴色というよりは茶色に近いです。幅木(壁の下の木)は茶色に塗装してあって ほぼ同じ色になっています。2年前の方は飴色と言えます。

経年変化3掃き出し窓の周りの床板は かなり汚れていますが 傷んではいません。窓を閉めるのをよく忘れたりするので 雨が吹き込んでいるのでしょう。削ったりしてきれいにできますが このままでOK。合板の床だと まずかったかも。
20160812-4 庇の野地板を交換しました。ある時期 「合板は節がないからきれいだね」と言って軒裏に貼るのが流行りましたが だめですね。
20160812-5

2016年5月9日

木工機械

カテゴリー: 作業場にて

新しい道具がやってきた。パネルソー

パネルソーと言って 合板などを正確に切る機械です。 ホームセンターによく置いてある機械で、普通は合板の最大寸法2.4mまで切断できればよいので、そのサイズの機械が多いのです。どうせ買うのだから 3mまで切れるものを購入 2.4m と3.0m その差は60センチ たかが60センチですけど 2.4mは内装寸法、3.0mは建築に発展する寸法と考えたからです。新たな使い方はないかな。
僕は 合板が嫌い というわけではありません。ただ 合板は耐用年数が短いので 注意して使わないと 合板の寿命が 建築の寿命ということになってしまいます。 現在の家つくりには 合板は欠かせない建材になっています。住宅の地震に対する強さが 1~3まで 数字であらわされるようになってからか(耐震等級1~3)すごく頑丈な仕様で 設計されている家が多くなってきました。。ハウスメーカーは みんな 耐震等級3を宣伝していますので 工務店・設計事務所も 耐震等級3をめざすしかないのでしょう。

20160509-2調子の悪い機械を 修理に。

2015年9月20日

館山香の家 完成2

カテゴリー: 屋根

この家は 築100年以上経っていた家を 解体して 新築しています。

当然今回建築した家も 100年もって欲しい と思っています。
しかし 建築に使われる 建材 で 100年 もつ材料というのは あまりないわけなのです。だから 劣化した 建材は スムーズに交換出来るように しておくのが 建築を 長持ちさせる 重要なポイントです。
そして困ったことに 瓦などの 耐久性が高い 建材の 下地に 耐久性の 低い建材 を使うことが あるのです。
予算的に 避けられない場合も多いし それ以外に 方法がない こともあります。
今回は 瓦の下地は 杉板の 斜め張り。マイブームです。
2014年11月24日

ヘリンボーン2

カテゴリー: 木材

板を斜めに張って どのくらい 面の剛性が 強くなったの?とよく聞かれるのですが、一般の家の屋根と比較してみると、

合板の12mmを 垂木(下地)に打ち付ける 最も一般的で 安い仕様の屋根の場合。
合板屋根の床倍率は0.7倍。
(床倍率とは? 面剛性の強さの単位)
一方、12mmの杉板を平行に張ったときの強さは0.2倍。
さらに 今回は杉板を斜めに張っているので
3倍の強さになるので 0.2×3で
杉板斜め張り屋根の床倍率は 0.6倍となります。
惜しくも 合板屋根には 及ばないのです。
しかし 長い目で見ると 杉板斜め張りの方が 信頼できるような気がするのです。10年ぐらいすると逆転してるんじゃないかなー。

そして 杉板などの 自然素材は 傷んでいるのが 目で見てすぐわかりますが、新建材は 劣化しているのが パッと見 わかりにくいのです。
そんなこんなで新建材の家は 「全部取替ようか?」とか 「取り壊しちゃおっか?」という話になっていくのです。
参考図書: 山辺の木構造

2014年11月14日

ヘリンボーン

カテゴリー: 工法 外部

大多喜の家  外部作業が進んでいます。
この家は 実家が材木屋さんなので 材料を 支給してもらっています。そのため材木だけは ふんだんにあるのです。材木屋さんの倉庫に眠っていた 良材が バンバン 出てきます。

阪神淡路の震災以降「 面の剛性を強くしましょう」 ということが言われてきました。簡単に言うと 地震の時に 二階の床や 屋根面が平行四辺形に変形しないように 合板を張りましょう ということ。
その結果 床も壁も屋根も 合板や新建材で固められるような 家になってしまった。

そこで 板を斜めに 張ってみた。

床~
壁~
屋根~

これで どのくらい 面剛性がつよくなったのか?
~つづく~