先週の土曜日 鴨川の平塚で 上棟しました。
この現場の担当は椎野さんです。昔で言うと 棟梁ということになります。木工事で柱や梁に墨付けしながら 現場監督的な仕事もこなすのは 本当に大変なことです。棟上げのプレッシャーも半端ないと思います。
今日の上棟は ミスも少なく予定通り登り梁まで納まったので ゆっくり休んでください。
こうして写真を見ながら上棟を振り返ってみると 「良い木使ってますね。」と言いたくなります。 大工は良い材で仕事をしていると 気分が良くなります。刃物もよく切れて きれいな仕事ができるので、「腕がいいんじゃないか」と勘違いして ますます調子に乗ってくるのです。
ぼくらが使う木材は 主に自然に乾燥したものなの(天然乾燥材という)で 色、艶 香りが良い。一般の住宅に使われている木材は 人工乾燥材と言われる木材です。
天然乾燥材と人工乾燥材。どっちがいいのか? いろんな議論がありますが、細かいことは置いておいて 「職人をやる気にさせる材料」 という部分においては 天然乾燥材に軍配が上がりそうです。
「お!大工塾っぽい納まり」 これはかなりマニアックなお仕事です。