古民家の改修現場も やっと先が見えてきました。
このような現場は 工期が予定どおり順調に 進むことは まずありません。(ごめんなさい)
しかし、遅れているからといって 急いではいけません。目の前にある仕事を たんたんと こなしていく感じでよいのです。
山登りに似ていますね。 ある時突然 山頂が見えたりして。
遅れている理由(言い訳)をいくつか 挙げておきます。
古民家は 材料の断面が 四角ではないので(丸みといいます)、それに合わせて 丸く切りらないと おさまらない部分がでてきます。(ひかりつけといいます。)この作業が 結構手間くいです。
もうひとつ 挙げると 古材には 過去様々な 修理がなされていて その痕跡を 目立たなくする作業が必要になってきます。(埋め木といいます)
この埋め木をしないで 古い柱を 新材で隠してしまうと 仕事が速く進みますが そういう方針で 工事を進めていくと 全部新しくなってしまい 新築のほうが 良かったか? となりかねません。