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2020年1月31日

古民家の解体

カテゴリー: 現場だより

 蔵の解体が一段落着いたので いよいよ母屋の解体に着手。母屋は築250年くらいじゃないかと 裏のおじさんが教えてくれました。

old ware house and old Japanese house(250 years old)

 新建材など後から付けた内装材などを 取っぱらって 250年前の構造をあらわにしていきます。50年前の改築は解体しててもよくわかるのですが、150年前の改築は なかなか見分けがつきません。煙でいぶされていて 木が真っ黒なのもありますが そもそも その100年間で工法や材料が 変っていないというのが原因かと思います。

 蔵の解体は 思ったより土のボリュームがあって 苦戦しましたが 母屋は ごく普通の古民家。土かべの厚さも 6~7㎝ぐらいで カケヤとバールで 壊れていきます。茅葺は小屋裏が(天井から上)おおきいので いろんな用途に使われてきました。茅葺きの棟木まで 土壁が塗られています。

Clay wall and Bamboo lattice

かっこいい木組みが出てきそうです。松に入る虫も少なそうです。

見たい!という人が 多そうなので 来週あたりに 自由に見れる日を作ろうかな。と考えています。

2020年1月25日

蔵の解体 3

カテゴリー: 現場だより

蔵の土を はがし終わってすっきりした蔵

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とりあえず 蔵の全貌は 明らかになりました。プロポーションというか 形がきれいで 図面に残しておこうと思っています。これで蔵の新築依頼が来ても あたふたせずに済みそうです。

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 隣で大火事があっても 大丈夫なように 木が露出している部分はありません。漆喰の破風に 分厚い軒裏の土。下屋が燃えても 本体は燃えないような工夫があります。

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 この蔵は手ごろな大きさだし 単純な平面で 移築に向いているんじゃないかと思っていました。しかしながら 白アリが2階の梁まで食っているのでどうかなぁ。

 さて 蔵はとりあえず このまま置いといて いよいよ次は母屋です。母屋は期待できると思います!

2020年1月24日

蔵の解体2

カテゴリー: 建築いろいろ

せっかく蔵を壊すのだから 上塗りから丁寧にはがす。上塗りの漆喰は きれいに剥がれます。

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蔵の土壁は さすがに強くて ちょっとずつしか 壊れません。

始めは かけやで 何度かたたけば 崩れるかなと思っていましたが そんな 甘いものではありませんでした。コツコツとトンネルを掘るように ちょっとずつ。

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1人で作業してると すぐに心が折れてしまうでしょう。ほかの人のコツコツという音が 気持ちをつなぎとめてくれます。

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ぼくも蔵の解体は初めてなので 見たことのない景色です。         竹小舞の蔵 「おー、すげー」と思いますよ。

2020年1月20日

蔵の解体

カテゴリー: 建築いろいろ

今年は 始まったばっかりですが 楽しみな仕事が ちらほら。

 まず 第一弾として 本日 蔵と古民家の解体が始まりました。現場が作業場の隣と言ってもいいくらいの 近さで 徒歩通勤圏内。

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 古民家は 直すとなると やっかいで 頭が痛いのですが 壊すとなると 楽しみ仕事に変わります。当事者と第三者の違いですね。

 例えば 柱が腐っていた場合に 当事者は「どうやって直そうか」となりますが

第三者は「なるほど、この納まりは雨が入りやすいのね。勉強になった。」でおわりですから。

 今回の解体は 現場が近いこともあるので グシャッとやらずに 漆喰、荒壁、瓦と 一層一層 丁寧にばらしてゆこうと思っています。

 お施主さんは 「築100年ぐらいじゃないかな」と言っていましたが、

 裏に住むおじさん曰く、

「ここの母屋は 250年は経っているはず。35年前に取り壊したうちの母屋が築210年だったから。」

 期待しましょう。250年前というと 1770年。 まだ、アメリカが植民地だった頃。杉田玄白の「解体新書」とか。

 見学したい方は ぜひ来てください。おまけもありますよ。

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