雨の降ることが多い台湾ですが、私どもの滞在期間は傘の必要ない日ばかりでした。
前回書かれていますが、基本的にタイペイでは個人行動(ただし夜の反省?報告会は基本出席)でした。
私は、台北の南にある陶器の町 『鶯歌=イングー』へ。
でも、ここに行こうかどうしようか迷いました。だって、「イングー、いいよ!陶器高いけどねっ!!」とにっこり微笑んでいったガイドさん。「台湾はいい土とれない、だからいい焼き物なんてあるわけない!!台湾は石だよ、石っ」って言ったタクシーの怪しいおじさん。二人の言っていることは違っても、百聞は一見に如かず。当日の朝、同室人は早くからノリノリで海方面に出かけたのもあり、置いて行かれた感の強くなった私は、えいっと決断。少し遅い出発。
タイペイ駅、高い天井がすごかった。とてもきれいで、わかりやすく、チケットも迷わず筆談を交えながら窓口で購入。行先、発車時間、月台(プラットホーム)をメモしてもらい、地下乗り場へ。切符は31元。電車の中でなんとなくほっとし、30分もあっという間。
駅に着いたら、陶器の町というだけあって改札口へ上がる階段の壁には陶器でできた飾りが埋め込まれていました。10分ほど歩くと
鴬歌陶磁博物館。
ここでは、台湾と深い関係のあった日本の歴史も感じながらの展示見学もあり、地元の小学生らしい子供たちの見学と一緒になって和みながらの見学。
その後は歩いて10分ほどの「鶯歌老街」へ。ここは、問屋さんのような店や手作りを体験できる店、明らかな土産屋、一つ一つ丁寧に作品が並べられた店など様々。
町並みを楽しみながら、無事鶯歌観光は終了。
途中換金のため銀行をうろうろ探したり、屋台で蒸しパンを買おうとしたらA4くらいある大きさの蒸しケーキが出てきたりとかいろいろありましたが、何とかホテルへ。
夜の報告会。
それぞれの話題と台湾ビールで乾杯。
一日一人で知らない言葉も通じない町で過ごしたあとの、皆との夕食はおいしいかった。
これは、博物館でみた台湾原住民族のつくった土の人形。力強さがあった。(S)
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