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2017年4月21日

完成見学会

カテゴリー: 現場だより

今週の土曜日 22日と23日に 完成見学会があります。設計は野口アーキテクツアトリエさんです。

場所は 南房総市の 白子というところです。詳しくはこちらへ。

この家は 地元の木を 構造材に使った平屋住宅で 広い庭を眺める 大きな木製建具でできた 開口部が良いです。

担当した大工は 椎野さんと鈴木さんです。

椎野さんが担当した物件は ほんとに大工仕事が きれいだなあ と感心するんです。今回の木製建具の枠回りは 玄関枠ともつながってくるので 逃げがとれない 大工泣かせの部分。

鈴木さんは 還暦をちょいすぎた 腕利きの大工さん。負けず嫌いだからか 60歳過ぎても仕事のペースが 全然落ちてこない。

完成見学会に来る人は お施主さん候補、設計士さん、職人(施工者)に大別されますが、それぞれ関心があるところ、チェックするところが ちがって面白い。

ぼくも見学会に行くことがありますが 作った大工さんの 荒ばっかり探してしまうんです。それが見つかると すこしうれしくなったりして・・。

生活者として、設計者として、職人として 「白子の家」を体験してください。

2017年4月11日

実験

日ごろ 普通の木造ばかりやっていると 変な木組み に出会うことはなかなかありません。 たまーに 「こんなの もちますかね?」と。

見たことない構造だし あんまり 合理的ともいえないし  わかりません。カンで 答えられるような 問題じゃないよね。

というわけで 「実験」

実験と言っても簡単な仕掛け。重りを載せて 引っ張ってみるだけです。

強さのわかっている筋交い壁と 比べてみる。

「おお 結構強い。 弱そうで強かった。」

同席してくれた大学の先生の 予測や解説が結構 的を得ていて びっくりした。僕らにとっては カンを磨く 良い一日でした。

2017年4月4日

コンサバトリー

カテゴリー: 現場だより

お施主さんに「こんさばとりー を作りたい。」と相談されたのが 始まりで、 「コンサバ・・ですか?」 知りませんでした。

調べたところ 「 建物から突き出したガラスで囲まれた 温室。」とありました。 これは おもしろそう。 「木造でガラスの建築。」と 解釈して 設計スタート。

お施主さんとの打ち合わせ段階では 規制品のアルミサッシなどを使って ガラスを使うような方向でしたが 「なんかそこは 逃げちゃいけないよね。」と徐々に方向転換。

木とガラスと大谷石のかわいらしい 温室ができました。

木構造の加工は 水平や垂直が通っていると やりやすいけれど 斜め材を立体的に 木を組んでいくのは 少し難しくなります。そこで1/3の模型を作って 納まりや高さなど確認。1/3模型で うまく作れれば 原寸で作っても大抵うまくいきます。

 

コンサバトリーは日本で どんな使われ方するのだろう。夏は暑いかな。冬は太陽が出ればけっこう暖かい。友達とお茶を飲んり 本を読んだりかな。

2017年3月17日

客間を書斎へ(前)

カテゴリー: 現場だより 木材

「定年退職で 家にいる時間が長くなるなどの理由で 客間を改装して書斎を作りたい」というご依頼です。ごく普通の和室8畳。押入れ、床の間、縁側を含めると 12畳となる。書斎として使うには十分な大きさ。

今回は 「客間を書斎に」というご要望であったので こちらからいくつか 御提案

・床フローリングは ヘリンボーンで貼ったらどうか。(個人的に斜め板を張るのが好きなので。特に最近。)

・柱にボードを貼って 洋風にしても つまらないので 古い柱を残しつつ。(古いものを隠して 新品にしようというのは好きじゃないので)

・塗り壁(しっくい壁)は 久住左官さんに やってもらったらどうか。(お施主さんも昔から知っている左官屋だったので。)

・本棚は造り付けで。(床柱が構造上重要で 抜けないので なんとなく そのあたりを本棚風に)

床フローリングは マホガニーの斜め張りです。良い木です。光沢があって硬すぎず。日本の木材で マホガニーやチークのような木は ないですね。

壁も良い感じに仕上がってます。が左官壁の良さは なかなか写真には映りません。

 

2017年3月14日

永福の家

カテゴリー: 現場だより 木材

永福町の家 地鎮祭から屋根防水工事 まで。

設計は浜田山のアトリエハルさん。

地鎮祭は 神主さんが二人来てくれていつもより ゴージャスな地鎮祭となりました。。年長の神主さんが 年下の神主さんに 仕事を教えているようでした。

基礎工事 阪神の震災以来 基礎は頑丈になり続けています。設計事務所の設計となると 構造設計者もペアで設計者として加わってくるのでなおさら 頑丈になってゆきます。予算の厳しい時でも この部分には誰も口を出せない 聖域となっています。

上棟後 屋根仕舞い(防水)室内側からの 見上げ。

ぼくの現場は 「ちょっといいよね」 という一コマ。

ひと手間かけたい

知恵を絞りたい

木を信用したい

 

 

2017年1月16日

ものづくりの現場で

カテゴリー:

少し時間があったので、今春取り壊し予定のソニービルに立ち寄りました。
It’s a SonyIMG_20170114_143704

懐かしの テレビ、ラジオ、ダブルデッキラジカセのソニーの歴史を感じる展示。 数百も越える数のwalk man などなど。
いたるところで、 「これ、オレもってたよぉ」 とか、 「あった、あった!うちにも」 なんて声がきこえる。

そのなかに、ありましたこれ。IMG_20170114_143830
社員の子どもへ小学校入学に、ランドセルをプレゼントするという写真。その当時は楽にランドセルは手に入らず、ソニーが社員の子どものために用意したという。井深社長のエピソードからも、その社員や家族に対する気持ちが暖かい。いまでもそのそのカルチャーは継承されているという。

ものづくりの現場で、こんな素敵な話がありました!

遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いします。

(S)

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