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2019年9月5日

上棟しました。

カテゴリー: 現場だより

「三坂の小民家」上棟しました。

このプロジェクトには 設計の高木さんとお施主さんの山口さんが

現場見学会に訪ねてきたところからぼくも合流しました。

その半年前から 高木さんは材料を山で調達する段取りをスタートさせていて

「皮むき間伐」という 聞いたこともないような方法で 木を乾燥させ 建築材として

使える状態にしてくれていました。

 

間伐材が切り倒された山に案内されての第一印象は

「けっこう長い。しかも太いのもあるじゃん。」ということ。

 

でもこんな間伐材を どうやって使おうか?

製材して角材にしちゃうと細くなって いいところが全部なくなっちゃうので

 

方針1 このまま使う(丸太のまま)

そして 高木さんや山口さん 大勢の仲間の労力を 無駄にするわけにはいかないので

方針2 皮むき間伐した木は 全部使おう

と山の中で 2つの重要な方針が決定しました。(僕の心の中で)

Yoshiko Tamura

今日, 現場に この木を植えた おばあちゃんが訪ねてきてくれた。

「この木は 33年前に私が植えたのよ。」ということです。

樹齢33年って かつて経験したことのない若木です。

ぼくが 高1の時に植えられた木で、つい最近じゃないですか!

 

 

 

2019年8月24日

夏の総括

カテゴリー: 建築いろいろ

今年の暑さはそうでもなかったから 良かったんですが
夏の「事務所グリーンプロジェクト」は残念な結果となってしまいました。

思うように育ってくれない植物。

中から見ると ちょっと寂しい

 

ゴーヤとか朝顔とか初心者向けの植物も 混ぜておけばよかったかな

とか

あの土留は もうちょっとカッコよく考えておくべきだったな

とか

と反省の多いプロジェクトでした。

「事務所グリーンプロジェクト」とは?
事務所の屋根の上に土を乗せて 断熱しつつ 南房総の季節の花を植えて 殺風景な事務所にに季節感を漂わせる。
そして 窓の下に 大きなプランターを置いて 夏の太陽光を遮りつつ
ブドウ イチジク パッションフルーツ、ブルーベリーなどの果物を窓際に植えて
実が熟したら 打ち合わせ中などに 食べるという計画。

南房総は 冬の菜の花の黄色がきれいなので

ちょっと涼しくなったら 事務所屋根に菜の花を植える予定です。

 

今日の作業場

モックアップ

内装に土を塗る計画があり 竹小舞は大変なので 木ずりで計画中。

木ずりを太くしたり 空きを大きくしたり 大丈夫かな?

昔ながらの 土壁を 内装材として 使ってみようという試みです。

出来るだけ分厚く塗りたいので 木ずりの厚みは 15mm!

 

btr

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年8月6日

ことばとかたち

カテゴリー: 建築いろいろ

丸太に丸い穴を空け、三角勾配に削り、四角い穴を穿つ。

という◯△□加工を延々と繰り返していると、

多量の汗の噴出と共に、僕の脳内youtube はとある曲をエンドレス自動再生し始めました。

くるりの“ことばはさんかく こころは四角”という曲でした。

そして、なぜ言葉は三角で、心は四角なのだろう?

という思索に陥り、丸太をひたすら加工し続けた、

5日目の朝、快便と共に1つの答えが出ました。

“ことば”というものは、“ことば”になった時点で、

“ことば”にはならなかった、”ことば以前”、“ことば未満”のような何者か達はあふれてしまう。

そして、“こころ”という四角い“かたち”の中には、無数の三角、つまり“ことば”があり、

“こころ”というものを表すには、その無数の“ことば”が必要で、

さらに“ことば”にならない無数の“かたち”がある。

だから、“まあるい涙をそっと拭いてくれ。”

という結論に至りました。

私は一体何を言っているのでしょうか?

そして、今日も私は“ことば”の海に溺れ、“かたち”の中に棲むのです。

嶋根

2019年7月18日

点と点

カテゴリー: 建築いろいろ

螺旋の次は大量の丸太が梅雨空と共に到来しました。

それらは、太いのや細いものがあれば、よーく曲がっていたり、とても長いものもありました。

このままで煮るにも焼くにも調理のしようがありません。

にんじんの皮をピーラーで剥くように、まずは電気ガンナで水平面を削り出します。

次にその水平面に点と点を結びます。

かの有名なスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチの1つ目の話です。

The first story is about connecting the dots.

まる、さんかく、しかく。
曲がったり、ねじれていようが構わない。

蜘蛛の糸のような細く、強い線を点と点に繋ぎます。

Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something ― your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.

あっ、いや、話を盛りすぎました。

そんな大した話ではありませんでした。

しかし、点と点を繋ぐ。
とても重要な作業です。

嶋根

2019年5月10日

『木製螺旋階段とパオ』 見学会&パーティーのご案内(修正)

カテゴリー: 建築いろいろ

先日ご案内させていただいたパーティーの件ですが、

景気の後退と消費税の増税に伴いまして、

会費が下方修正されました。

 

会費5000円(飲み食べ放題)→2000円食べ放題(+500円ワンコインドリンク)

 

ぜひお気軽にお越し下さい。
嶋根

2019年4月28日

平成最後の大仕事

カテゴリー: 建築いろいろ

平成最後のお仕事は 以前から頼まれていた ちょっこっと仕事。

物入の可動棚設置。

 

btr

このところ JWCAD の本を買って勉強していました。

 

というのも うちの会社の職人はそれぞれが

独学でキャドを学び

我流の書き方で図面を書いているのですが、

それってすごく能率が悪いのではないか?

と 前々から感じていて

工務店としての統一した書き方や

ルールを作りたいと思っていました。

 

 

ちょっと前までは

「図面は頭の中にはあります」とか

「上棟してから考えます」とか

「作りながら考えます」とか言っていたので

図面を書く枚数が少なく

多少能率が悪くても ま、いいか。と先延ばしにしてきた大仕事。

 

平成最後の大仕事として

「村上建築工房の設計図書CADのひな型を作ってやる」

と意気込みました。。

btr

本を何冊か買って 雛形作りにトライしましたが

結構難しい。

 

「我流で図面を書いてきた ぼくができる仕事ではないだろう。」と断念しました。

こういうお仕事は その道のエキスパートに頼んだ方がよさそうです。

 

というわけで 近所に住んでいる設計士さんで ぼくらに助言してくれる方。

老若男女OKです。

いないかな? 近所でくすぶっているような人。

「令和」最初の大仕事