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災害復興
台風がこちらに向かってやってくるときに、トラックいっぱいの荷物を積んで、出掛けました。気仙沼での、NGO団体の事務所建設の棟上げです。応援も駆けつけ急きょ作業場で刻み、搬送のほうも平日というのに応援してくださる車屋さん・・・自分たちが、自分... -
コロシート
姉崎の家では、屋根の防水紙(ルーフィング)の代わりに「コロシート」という杉の薄い板をロール状に加工したものをはりました。このコロシートはルーフィングほどの完璧な防水はできないけれど、屋根裏の湿気を逃したり、通気をしたりすることができます... -
木小舞
姉崎の家では、泥壁の下地として木小舞を採用しました。竹小舞をかく職人が現場近くにいないので、大工が扱いやすい木小舞としたのです。泥壁などの土を塗り慣れている職人は少なく、これもまた現場の近くに偶然住んでいるなんてことはめったにありません... -
open!
ついに貸別荘「cliff house」openしました!本体工事を終えてほぼ一年近くが過ぎましたが、万を持してのopenです!先日openを祝してお施主様が我々村上建築工房一同をバーベキューパティーを催して招待してくださいました。本体を建て終えた後、外構をお施... -
材料づくり
姉崎の家は、昔ながらの泥壁を壁の下地として施工します。 その様な家はとても少ないので、施工する材料も電話一本では配達はしてくれません。 泥壁の材料は、粘土分の強い土に藁をまぜて作ります。作るのは難しくないのですが、かなりの重労働です。 今回... -
材木屋の親方との打ち合わせ
いつも、丸太を製材して梁や柱をとった残りの材をどのように活用するか話し合います。今回は下地材寸法が45ミリ厚と33ミリ厚が多いので、その寸法に製材して桟積み乾燥します。既製品ほどの寸法精度はありませんが、その辺は大目にみてやらないと地元材は...