外国人夫妻が住む、海に面した眺望を楽しむ家です。木組みをダイナミックに使いながらも、伝統的なテイストは抑え、モダンな感じにしあげました。
1階は左官仕上げ、2階は竪板張りです。1階の玄関には、数寄屋風の銅板屋根の庇をつけました。瓦屋根の棟の下に3本、大きな梁の木口が見えています。
海側から見ると、家の中央部分は瓦屋根が1階までおりてきています。この大きな屋根の下が、吹き抜けになっています。
1階。左手前がキッチン、向こうがダイニング。右手の吹き抜け下にあたる部分がリビングになります。
吹き抜けのリビング。桧の梁が二本通っているのが特徴です。三方に掃き出し窓があり、明るい空間になっています。
窓側から吹き抜けを見たところ。大屋根の下に、力強い木組みが見えるダイナミックで開放的な空間です。
1階のリビングの隣の和室。材料を吟味し、上品に仕上げました。
和室から縁側越しに庭を見たところ。座っていて庭がよく見えるように雪見障子にしました。
2階にあがりきったところ。天窓から採光をしています。
ベランダへと続く2階の個室。小屋裏の木組みが間近にダイナミックに見えます。
個室からベランダに出ると、太平洋が一望できます。
自然光のトップライトが降り注ぐ明るいお風呂。浴槽は桧?です。
洗面所。収納、洗面ボウル、鏡も、つくりつけです。